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~アトピーをふきとばせ!~縄文杉に会いに行く!【3】

取材・文/末村成生 撮影/橋詰芳房
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森が深まり険しい山道に突入

出発から2時間半、長かったトロッコ道に別れを告げ、大株歩道に入ります。ここからは、本格的な登山道。

坂はきつくなり、木の根を頼りに岩の隙間をすり抜けたり、長い階段を登ったり、険しい道が続き、深く鬱蒼とした森が広がります。

険しい山道が続く。

さらに進むと突然、幹周り13m以上もある、大きな木の切り株が姿を現しました。森の中にぽっかりと空間ができ、木漏れ日が差し込んでいます。空気がより浄化されたような、そこに立っているだけで癒されていくような感覚を、感じずにはいられない場所です。

日常と切り離された別世界で、樹齢二千年を超えるウィルソン株と呼ばれる切り株と対面した2人。彼女たちの笑顔は清々しく、木々が与えてくれるパワーが心に沁みこんでいるようでした。

ウィルソン株
大正3年にアメリカの植物学者ウィルソン博士によって紹介された、屋久島では一番古いといわれている切り株。切り株の中は畳約10畳分の広さがある空洞で、湧き水が湧いている。切られた当時の樹齢は2000年、高さは42メートルあったといわれる。
ウィルソン株の中は空洞。中に入ると、切り株の天井がハート型に抜けていて、空が見える。
2人とも、見たこともない巨木と触れ合っているうちに、テンションもアップ!。

屋久島は水の島清い湧き水を飲みながら歩く

あちこちで湧き水を汲むことができるので、空の水筒を持っていくだけで水分補給は万全。岩からしみ出てくる水は、ひんやりしてほのかに甘い軟水です。

縄文杉を目指す人々を包み込む、通奏低音のように響く川の音。山道を歩いていると、そこかしこに小川が流れ、きれいな水がよどみなく湧き出ています。

「持ってきた水がもうなくなっちゃった…」縄文杉登山では、自動販売機や売店はもちろんありません。 そんな2人に、ガイドさんが「流れている湧き水を汲んでいけば大丈夫。」とアドバイス。「え~っ!飲んでも平気なんですか?」おそるおそる飲んでみると、その美味しいこと!こんな水が至るところで飲めるなんて、やはり屋久島は神秘の島です。

アトピーに関することはお気軽にご相談ください

※相談無料。強引な商品の販売や治療法への勧誘などは一切行っておりません。

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