医療ナビ ステロイド治療の「メリットゾーン」と「デメリットゾーン」


最近増えてきている
ステロイド、プロトピックを使っても
症状が引かない、悪化していると感じている人達

ここ2年くらいの傾向として、治療は続けているが「年々、悪化している」と感じている20代、30代の方からの深刻な相談が増えてきています。ステロイド治療で症状を上手にコントロールしながら数年から十数年、日常生活をおくれてきていたので、それはそれで価値のあることだと言えます。
しかし、使い方が上手になったとはいえ、やがて塗っても悪化していくという経験をし始めている方がいて、そのような方の中には、ステロイドの使用を中止するとひどいリバウンド症状が起きる方が多くいます。

現在の立ち位置を知るという点では1〜2日使用を中止してみるという方法もあります。そうすることで自分がメリットゾーンにいるのか、デメリットゾーンにいるのか、またその中でもどのあたりに位置するのかが実感を持って明確にわかります。
ステロイド(又はプロトピック)を使用していても下記のような状態が見られる場合はデメリットゾーンにいると考えて良いと言えます。

離脱症状写真● 「以前のように塗っても健康そうな肌に戻らなくなった」
● 「赤く皮膚が薄くなり、掻くと掻き壊しやすくなった」
● 「皮膚が厚くなり、黒ずんできた」
● 「皮膚の落屑の量が増えた(ぽろぽろ)」
● 「感染症にかかりやすくなった」、
● 「ストレス(季節の変化、疲労、睡眠不足含)に肌が過敏になってきた」
● 「発汗しにくくなってきた」
● 「生理不順またはない」
● 「体温調節ができにくくなってきた(寒いはずなのに熱くなったり、暑いはずなのに寒気を感じたりなど)」

また、ステロイドの使用を1〜2日中止してみて

● 「その間に今までにないかゆみが起きる」
● 「塗った覚えのない部位にまで炎症が広がる」
● 「炎症が急激に広がり分泌液が止まらない」
● 「髪の毛が抜ける」
● 「眠れなくなる」※写真も参照

などの症状が起きた場合は、治療を始めたころの自分を思い出してほしいと思います。果たして、その頃もそうだったのだろうかと。もしその頃は、塗るときもあれば塗らないときもあり、塗らないときでもこのような状態にはならなかったということであれば、これは、治療を続けてきた結果、アトピー自体が悪化したのか、アトピーに副作用が積み重なって重症化したのか、いずれにしても体にとってはデメリットゾーンにいることは明白といえます。

※ステロイド軟膏の中止にともなうリバウンドは、使用歴が長い短いに関係なく、炎症を伴う強いかゆみが現れることがありますのでご注意ください。

ステロイドの使い方が上手になったとはいえ、やがて塗っても悪化していくという経験をし始めている方がいて、中には、ステロイドの使用を中止するとひどいリバウンド症状が起きる方が多くいます。自分の現在の立ち位置を知るために、1〜2日使用を中止してみるという方法もあります。

中止により、自分がメリットゾーンにいるのか、デメリットゾーンにいるのかが実感を持って明確にわかります。ステロイド軟膏の中止にともなうリバウンドは、使用歴が長い短いに関係なく、炎症を伴う強いかゆみが現れることがありますので注意しましょう。

この記事を評価する
残念もう一度普通参考になったとても参考になった 評価 : 5.00 投票1人  
読み込み中...

コメントを残す