医療ナビ 知っておきたい甘草・グリチルリチン酸の危険な話(後編)


2020_02_13

化粧品は、現在の法律で全成分表示が義務付けられています。
通常、全成分は、化粧品の本体、もしくは化粧品が入っていた外箱に表記されています。そこに、下記のような表示がされていないかをチェックしてみましょう。

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グリチルリチン酸を、水溶性にするか脂溶性にするかなど、使用用途によって結合させている物質が異なり、成分名がいくつも存在しています。その他、甘草エキス、グリチルリチン酸アンモニウム、グリチルリチン酸2Naなど、「グリチルリチン」「グリチルレチン」という言葉が入っている成分は、全て注意するようにしましょう。

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簡単に知る方法としては、グリチルリチン酸が含まれているスキンケアアイテムの使用を中断、あるいは含まれていない他のスキンケアアイテムに変えて、赤みやかゆみが増えるようであれば、グリチルリチン酸の抗炎症効果の影響が現れている=マイナスの影響も同時に受けている、ということになります。特に、赤みやかゆみが増えたときに、元のグリチルリチン酸を含んだ化粧品に戻した場合、赤みやかゆみがすぐに消失するのであれば、要注意と言えるでしょう。効果の恩恵を受けることができても、副作用のリスクを受けているのでは元も子もありません。

化粧品・スキンケアアイテム成分の副作用にも気をつけよう

ステロイド剤の副作用や問題点を知っている人、気にしている人は多いはず。しかし、化粧品に含まれるこういった成分が抱える問題点を知らずに、長期間使用してしまい、その後、副作用に悩まされる人が、最近は増えてきています。
特に、グリチルリチン酸の抗炎症効果に着目したメーカーが、アトピー性皮膚炎の人を対象に宣伝や販売を行うことが増えてきています。
アトピー性皮膚炎は、炎症を一時的に抑えることが、即、病気の解決にはつながりません。
炎症を作り出そうとしている原因が解消されない限り、炭火と一緒で、表面は鎮火したように見えても、種火が残っていれば、成分の効果が切れれば、再び炎症は再燃します。
もちろん、その後、ダメージが残らないのであれば、症状を抑えることは意味が十分にありますが、一時的に楽になる(かゆみがなくなる)のと引き換えに、その後、リバウンドのリスクを抱えることを望む人は多くはないと思います。
今、自分が使用している化粧品やスキンケアアイテムが、使い続けることで将来にわたり問題点を抱えていないのかは、各自が、自己防衛として気をつけるようにしましょう。

2020_02_17

使用しているスキンケアアイテムに、グリチルリチン酸が含まれているかどうかを確認することは大切です。

気をつける成分は「グリチルリチン」「グリチルレチン」という言葉が入っているもの、甘草エキスなどです。

アトピーによるかゆみ・赤みなどの症状を抑えることには意味がありますが、一時的に楽になるのと引き換えに、リバウンドのリスクを抱えることを望む人は多くはないはずです。

炎症の原因となる運動不足や睡眠不足を解消し、正しい食生活や入浴などを取り入れていきましょう。日常生活の見直しが症状改善につながります。

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