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漢方で見立てるアトピーの治し方(後編)

未評価です。

漢方では、医食同源という言葉があるように、ふだんの食生活や生活スタイルから病気にならない体を作っていこうとしているのです。

漢方で見立てるアトピーの治し方

4.スキンケア・生活改善も大切な治療です

スキンケア

アトピー性皮膚炎の場合、皮膚のバリア機能を保持することがとても大切。漢方薬の内服による内側からの治療と合わせて、直接的な皮膚の保護作業も必要です。適切な保湿・保護を行いましょう。漢方では「紫雲膏」という生薬を使った軟膏を、炎症や傷の部分に塗ることもあります。

生活改善・食養生

漢方医学の考え方のひとつに「未病を防ぐ」というものがあります。これは、病気として明らかな症状が出てくる前に、心身のバランスを整えて発症を防ごうというものです。病気になったから治療するのではなく、病気にならないように日々養生することが大切だということです。
養生で最も重視されるのが食事で、これを食養生といいます。食事は生命力の源ですから、何をどのようにして食べるかが問題だということなのです。一般的には、体を冷やす食べ物と温める食べ物のバランスが大切とされますが、アトピーの場合は気をつけてほしい食べ物がいくつかあります。白砂糖をふんだんに使った甘いもの、油を多く使ったもの、もち米で作ってあるもの、スナック菓子やファストフードなどはなるべく食べないほうがよいでしょう。
逆になるべく食べたほうがいいのは、野菜、根菜類、アレルギーがなければ大豆、海草類、小魚などです。ただし、生野菜や生の果物は体を冷やします。冷えのある方は積極的に温野菜を食べるようにしましょう。
その他、睡眠不足、運動不足、ストレスなどの生活習慣も合わせて改善しましょう。

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漢方で見立てるアトピーの治し方(前編)

未評価です。

漢方で見立てるアトピーの治し方

muranushi
監修/村主 明彦(むらぬし・あきひこ)
社団法人北里研究所 東洋医学総合研究所
漢方診療部部長
1956年、宮城県生まれ。山形大学医学部、同大学院卒、医学博士。漢方診療専門機関の医師として幅広く診療活動を行う。(社)日本東洋医学会専門医、同学会評議員。

アトピーの治療で西洋医学の病院を訪ねたとき、「生活習慣の改善」「食事への注意」などをアドバイスされたことがあると思います。
実はこれは、漢方医学が最も重視する方法なのです。症状を抑えるのではなく、体質を改善することに重きを置く考え方は、漢方薬についても同様です。漢方医学を学んで、アトピーの改善に役立てましょう。

1.漢方医学とは

方医学といわれると漢方薬治療のことだと思いがちですが、漢方医学はそれだけではありません。
伝統的な中国医学すべてを指しています。たとえば鍼灸治療も漢方医学で、鍼灸の作用によって気の流れをスムーズにすることで、健康を保持しようというものです。

中でも漢方薬療法は最もポピュラーな漢方医学。
長い歴史と研究の繰り返しによって最も薬効が高い生薬の組み合わせにたどり着いたのです。

西洋医学との違いを見てみましょう。
西洋医学では、病気になるのは体のある部位に障害が起きたからだと考えます。
その結果、病名が決まり治療方針を決定します。
それに対して漢方医学は、病気は心身のバランスが崩れたり、自然界との交流がうまくいかなかったり、「気・血・水」の不調和があるために起きるものと考えます。
体のある部分を局所的にみるのではなく、心と体をひとつのものとしてとらえ、総合的に判断していきます。
治療方法も、人間が本来持っている自然治癒力を高め、心身のバランスを整えることで病気を治すことをめざします。

ですから、アトピー性皮膚炎に対しても、単に皮膚だけの病気とはとらえずに、体全体を正常に戻すことでアトピーを治そうと考えるのです。

症状を抑えるのではなく、アレルギーを起こしやすい体質そのものを改善しようとしているのが、漢方医学なのです。

漢方医学で大切にしているのは西洋医学同様、生活習慣を正したり、食習慣を整えることです。症状を抑えるより体質を改善しようという考え方から来ています。

西洋医学は病気になるとその部位を特定し、病名が決まり治療します。漢方医学では心身のバランスの崩れ、「気、血、水」の不調和が起こっていると考えます。

体を局所的に見るのではなく、自然治癒力を高め。心身のバランスを整えることで病気を治そうとします。

アトピー性皮膚の場合皮膚だけでなく、体質そのものを改善しアトピー性皮膚が起こりにくくしようと考えます。