「プロトピック」の記事

主治医も知らない?!「IgE」とアトピーの関係
2009年3月発行のアメリカ病理学誌「The American Journal of Patbology,Vol.174, 922-931」に、注目すべき論文「マウスにおけるアトピー性皮膚炎のアレルギー性炎症反応には、ガレクチン‐3が非常に重要である」(原文は英語)が発表されました。そこには、「アトピー性皮膚炎はどうしてなかなか治らないのか?」という疑問に対する一つの答えが書かれていたのです。

最新・保存版 アトピーの治し方マニュアル 2
アトピー性皮膚炎の原因は千差万別。だから、治療法も多様な原因に沿ったものでなければなりません。しかしアトピー治療の現状は、薬で症状を抑えることが主流。薬を使った治療方法の問題点と、理想の治療について考えます。
感染症の克服がアトピーのカギ!感染症ってなに?どうしてかかるの?
みなさんは感染症にかかったことはありますか?実は、アトピー性皮膚炎(以下、アトピーと略します)の方の皮膚は、すでに黄色ブドウ球菌などの何らかの菌に感染していることがほとんどで、それが悪化しやすい皮膚の環境にあります。

ステロイド剤、プロトピック軟膏が身体にもたらす深刻な問題
「あとぴナビ」2012年6&7月号の特集『夏に向けてアトピーを悪化させないために知っておきたい心得』で「ランゲルハンス細胞」の話に少し触れました。読んでくださった方も多いと思いますが、「ランゲルハンス細胞」という名前は聞き慣れないものであったことでしょう。

アトピーを長引かせないために、知っておきたい感染症の基礎知識
アトピー性皮膚炎(以下、アトピーと略します)を発症している皮膚は、表面のバリアが壊れている(防御機能が低下している)ことが多く、外部から細菌やウイルスを侵入させやすい状態にあります。そのため「感染症」にかかりやすく、この感染症が、アトピー治癒を遅らせてしまう原因の一つにもなっています。