アトピー性皮膚炎 皮膚の症状別スキンケア 1

監修:岩居武 先生

手の水泡が痛く、家事を思うようにできない。

お悩み

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  • 小さい水泡が出てきて、掻き壊し、傷や炎症ができる。
  • 家事や水仕事が思うようにできない。
  • 買い物などの支払い時に、人の目が気になる。

スキンケア

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  1. 豊泉水にサージオイル(もしくはスキンオイルΩ )を多めに混ぜたスプレーで保水。
    スプレーをかけた際に傷などしみる部位があれば、サージオイル(もしくはスキンオイルΩ)を混ぜて伸びを良くしたスキンクリーム で保護してから再度スプレーで保水する。
  2. 乾燥が激しい部位は、直接吹きつけた上からコットンの両面に滴るくらいにしみ込ませ、3分ほどパックをするとより効果的。スプレーでコットンに補給しながら十分に保水ケアを行う。
    肌に水分が残っている状態で、保湿力、保護力の強いスキンクリームでケアする。
    スキンオイルΩを混ぜて使用すれば、クリームののびが良くなり塗りやすく、塗りむらがなくなり効果が高まる。
  3. チュビファースト(緑)を切って使用する(右写真参照)。
    指が気になるようであれば包帯かガーゼで保護する(ガーゼ等は一度湯洗いしたものを使用)。
ローションがしみる場合

これだけ乾燥が激しいと、ローション等の保水では肌にしみることがあります。豊泉水にオイルを混ぜたスプレーで保水すれば、より刺激が少なくなり保水ケアが上手にできます。乾燥がやわらぎ傷もなくなってきたら、その後の保水は保湿成分を豊富に含んだAPローションやプルルローションで行いましょう。

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乾燥が激しいためにかゆみが強く、掻き傷の多さから保水と保湿がうまくできないお悩みです。

箱根の源泉を温めて手浴をした後にスキンケアを行うことが一番ですが、ここでは飲める温泉の豊泉水をベースに、オイルを混ぜて保水しています。温泉から上がって肌がしっとりしている間にオイルとクリームを塗ると刺激にならずに、塗った後にかゆみが出にくくなります。

入浴

  • シャワーはドゥキレイ で塩素対策、浴湯は活水対策と濃縮温泉または源泉を5~10リットル入れるなど、肌にやさしい入浴環境を作る(濃縮温泉の種類と濃度はご相談ください)。
  • 髪や体を洗うときは、できれば薄いナイロン手袋をして洗う。
  • オイル成分でスキンケアしているので、手を洗う際は洗浄剤を薄くしてやさしく素早く洗う。ここまで傷が多い場合は、スパボディーソープまたはプルルベビーソープを使用すると最も低刺激で洗浄できる。
  • 入浴温度は38~39度くらいで、手がしみないようにする。九州HRCなど源泉100%で入浴すれば、傷が早く治るので効果的。

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掻き傷のひどい肌は、水に対しても特に敏感になっています。お風呂の温度は夏37~38度、冬38~39度がお勧めです。ぬるめのお風呂に温泉を入れることで、温まりやすく肌にやさしい入浴ができます。睡眠不足の時は、長めの入浴で体力を消耗させないようにしましょう。

塩素対策の浄水シャワーヘッドのカートリッジは、主に①亜硫酸カルシウム ②活性炭 ③アスコルビン酸(ビタミンC)の3種がありますが、入浴用として浴槽にもシャワー水を溜める場合は、残留塩素と水道管によるサビ等の汚れをろ過する活性炭タイプがお勧めです。
シャワーの温度も40度にならないように注意しておきましょう。

生活

睡眠不足や精神的なストレスの蓄積が、治癒を遅らせているケースがあります。睡眠がしっかりとれてくると急に症状が良くなる例も多いもの。適切なスキンケアも大事ですが、十分な睡眠や休養は、アトピー治療に不可欠な要素と言えます。

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アトピー性皮膚炎 皮膚の症状別スキンケア 1」への6件のフィードバック

  1. ひなまま

    スマホ版あとぴなびとても見やすくて良いですね!
    特に手湿疹で悩んでいたので参考になりました。
    私は保水ケアが足りなかったように思うので実践してみます。

    返信
    1. あとぴナビ編集部あとぴナビ編集部 投稿作成者

      ひなままさん、こんにちは。
      当サイトをご覧いただきありがとうございます。
      乾燥がみられる方には、保湿よりも保水が足りないケースを多く見かけますので、頑張ってください。

      返信
  2. H2O

    乾燥対策は、水分→油分が鉄則だと思って、ローションがキズにしみてもガマンしていました(>_<) つらい時は、水分にオイルを混ぜてもいいんですね!

    返信
    1. あとぴナビ編集部あとぴナビ編集部 投稿作成者

      H2Oさん、こんにちは。
      その通りで、お肌の状態に合わせて、まず「保湿」を行ってカバーしてから「保水」を行う方法もあります。
      水分とオイルを混ぜて使うと、保水と保湿が同時に行えるので良い方法ですね。

      返信
    1. あとぴナビ編集部あとぴナビ編集部 投稿作成者

      マサヒロさん、こんにちは。
      肌の乾燥状態は、水分が不足した状態を指していて、油分は水分蒸散を抑える働きは持っていますが、水分の代わりにはなりません。
      水分を考えた「保水」のスキンケアと、油分を考えた「保湿」のスキンケアをバランスよく行いましょう。

      返信

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