アトピー性皮膚炎 皮膚の症状別スキンケア 2

監修:岩居武 先生

「外部の刺激でかゆくなる。掻き壊しも多い」「皮膚が硬く、首が回りづらい」「肌の乾燥がきつく、ざらついた感じがする」かたのスキンケアです。

外部の刺激でかゆくなる。掻き壊しも多い

お悩み

  1. 襟や枕などの刺激ですぐかゆくなり、寝ると掻いてしまっていることが多い。
  2. 上着の肩にふけのような白い皮膚の粉がついて気になる。
  3. 傷はできないが、いつも乾燥していて皮膚がうすい紙のように感じる。

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スキンケア

  1. 肌が乾燥している場合は、豊泉水にスキンオイルΩ を混ぜたスプレーでプレ保水。その後肌に水分が残っている状態でAPローションをかぶせていくと塗りやすく、保水効果も高まる。
  2. APクリームで保湿、保護。それでも乾燥が気になる場合、薄くスキンオイルΩを塗る。
  3. 睡眠中に掻いてしまう場合は、就寝前にスキンクリームを塗る。夜中に肌が乾燥しにくくなり、無意識に掻く回数も減る。
    外出時は、必要に応じてAPローション、APクリームのミニサイズ(トライアルセット)でのケアを。乾燥が激しい場合は、プレ保水用に豊泉水にスキンオイルΩを混ぜたスプレーも用意すればより効果的に。
プルルスカルプローションで「髪の生え際3cmへの地肌ケア」も忘れずに

髪の生え際から3cmくらいの地肌は、周辺の皮膚と同じように乾燥しやすいですね。頭の地肌ケアを忘れると、その乾燥からくるかゆみで、周りの首やおでこまで掻き壊してしまうことも。また、生え際の地肌から出る細かい皮膚の粉が上着につくと、目立って気になるものですね。頭皮の症状には、プルルスカルプローションを使った地肌ケアをお勧めします。
 

首まわりの症状は、洋服の襟や髪の毛による刺激、また意外に多いシャンプー類の刺激で悪化することもあります。

首にタオルやバンダナを巻いているアトピーの方を見かけることがありますが、綿は汗を吸って湿るため、肌に優しい絹(シルク)のスカーフがお勧めです。シルキータッチの肌着やシルクのスカーフを枕カバーに使用されるとよいでしょう。

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入浴

  • シャワーはドゥキレイで塩素対策、浴湯は活水対策と濃縮温泉 または源泉 を5~10リットル入れるなど、肌にやさしい入浴環境を作る(濃縮温泉の種類と濃度はご相談ください)。 
  • 頭髪の生え際に炎症がある場合は、頭皮を常に清潔に保つ意味でも髪は洗ったほうがよい。スパシャンプー を薄めて洗髪し、リンスは使わないようにする。
  • クリーム、オイル系のスキンケアをしているので、体はスパボディーソープを薄めて洗う。

お風呂の温度は夏37~38度、冬38~39度がお勧めです。ぬるめのお風呂に温泉を入れることで、温まりやすく肌にやさしい入浴ができます。

塩素対策の浄水シャワーヘッドのカートリッジは、主に①亜硫酸カルシウム ②活性炭 ③アスコルビン酸(ビタミンC)の3種がありますが、入浴用として浴槽にもシャワー水を溜める場合は、残留塩素と水道管によるサビ等の汚れをろ過する活性炭タイプがお勧めです。
シャワーの温度も40度にならないように注意しておきましょう。

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生活

顔や首などの露出する部位に乾燥や炎症がある場合、乾燥する季節は加湿器を利用します。就寝時には湿度を 60%くらいに設定すると夜中の皮膚の乾燥がやわらぎ、起床時には肌の状態が楽になります。
汗をかくとかゆくなるという人は多いですが、基本的に汗はかいたほうが症状の改善につながります。できるだけ運動や入浴で汗をかくようにしましょう。汗をかいたら、そのまま放置せずこまめに拭きとります。
夜なかなか眠れない人は、枕と掛け布団の襟カバーに、使わなくなった絹のスカーフをかけてみましょう。肌触りがやさしくなり、熟睡しやすくなります。

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