アトピー性皮膚炎 皮膚の症状別スキンケア 3

監修:岩居武 先生

夏は調子がよいが、冬は乾燥してかゆい

お悩み

  1. 夏は調子が良いが、冬になると乾燥してかゆくなる。
  2. 肌を掻きこわすこともある。
  3. スカートがはきたいが患部が気になる。
  4. ストッキングも伝線しやすい。

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スキンケア

  1. APローションを全体になじませるように塗り保水する。乾燥が強い場合は、プルルローションでプレ保水をしてからAPローションを使うとより効果的な保水ができる。ローションがしみる部位は、まずスキンクリームでしっかりと保護してから保水を続ける。
  2. APクリームを適量、全体によくなじませるように塗り、保湿・保護を行う。それでも乾燥を感じる場合は、さらに薄くスキンオイルΩ を塗る。
肌が潤っているとき・乾燥しているとき

入浴後など、肌が潤っている状態であれば、スキンケアはAPクリームのみで十分な場合もあります。起床時や日中、肌が乾燥している状態では、保水を十分に行ってから保湿、保護を行うことが大切です。

入浴

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  • 軽めのウォーキングや運動の後にお風呂に入ると、短い時間で「汗のかける入浴」ができる。また、脚の血流改善、代謝改善も進むのでおススメ。
  • 39度くらいのぬるめの湯でも、15分~20分くらいで鼻の頭に汗をかくくらいの体を目指す。
  • シャワーはドゥキレイ で塩素対策、浴湯は活水対策 と濃縮温泉または源泉 を5~10リットル入れるなど、肌にやさしい入浴環境を作る(濃縮温泉の種類と濃度はご相談ください)。 
  • 体は、刺激の少ないスパボディソープ でやさしく洗う。
    ※ お風呂からあがる際、湿度のある浴室内でスキンオイルΩをさっと患部に塗ると、浴後の乾燥が和らぎ、リラックスできると同時にスキンケアがしやすくなる。

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水道水のぬるめのお風呂では、汗をかき出すまで時間がかかることもありますが、温泉を入れることで温まりやすく、肌にやさしいお湯になります。
疲れないように続けることで、汗をかきやすい体に変わっていきます。

塩素対策の浄水シャワーヘッドのカートリッジは、主に①亜硫酸カルシウム ②活性炭 ③アスコルビン酸(ビタミンC)の3種がありますが、入浴用として浴槽にもシャワー水を溜める場合は、残留塩素と水道管によるサビ等の汚れをろ過する活性炭タイプがお勧めです。
シャワーの温度も40度にならないように注意しておきましょう。

生活

睡眠は十分にとり、散歩などの全身運動を毎日30分以上行います。全身の筋肉を使うことで血流も増し、新陳代謝が高まります。同時に皮下血流もよくなることで、皮膚のターンオーバーや皮脂の分泌が正常化され、皮膚の回復を大きく助けることに。特に足の乾燥や炎症の改善には、スロースクワット、つま先立ちなどで大腿部、ふくらはぎの筋肉を鍛えることが効果的です。
 

夏は調子がよくて、冬に肌が乾燥する方の多くは、からだの「冷え」が大きく関係しています。
学生さんは制服がスカートで足元が冷えていることがありますが、ご自身で足元を冷やさない服装や靴を選ぶことも、アトピーの改善につながります。

ウォーキングも夏は汗をいっぱいかきますが、冬に汗をかくことは少なくなってしまいますから、暖かい服装で体が温まるウォーキングを行いましょう。

 

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アトピー性皮膚炎 皮膚の症状別スキンケア 3」への1件のフィードバック

  1. YS11

    浴室を出る前にその場でスキンケアしてしまうという発想は、ありませんでした。「風呂上り」にするもの、という固定観念がありました。自分もとりいれてみます。でもオイルなどは浴室にいつも置きっぱなしでいけませんか。便利だし忘れなくていいのですが。

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