「冬にひざ裏が乾燥。太もももカサカサする」「夏は調子がよいが、冬は乾燥してかゆい」「乾燥で脚の曲げ伸ばしがしにくい」かたのスキンケアです。
冬にひざ裏が乾燥。太もももカサカサする
お悩み
- 冬になるとひざ裏が乾燥する。
- 皮膚が少し硬く、太ももの外側もカサカサでかゆい。
- 冷たく感じるので、ローションなどで保水するのを嫌がる
スキンケア
- 小さなお子さんの場合は、入浴後のスキンケアを時間がかからないように手早くすることがポイント。そのため入浴後の乾燥を和らげるAPバスオイル を使う。肌にやさしいオイルの薄い膜が、入浴後の水分蒸発を緩やかにする。
*APバスオイルは通常浴槽に対して5~6プッシュ入れますが、小さめの浴槽では3プッシュくらいから様子をみながら増やす。 - 目立った傷がないので、通常のスキンケアでは水分と保湿成分が多いプルルローション を使用。小さなお子さんは、家族の方が手伝って手早い保水を。
さらに保水・保湿したい場合は、APローション を適量手のひらに伸ばし人肌に温めた状態で、全体にむらなく塗る。 - APクリーム を、ローションが乾かないうちに全体に塗る。
寒い季節は、スプレータイプのプルルローションを直接肌に吹きつけると、冷たく感じてしまいます。
手のひらにプルルローションを取り、そこへAPローションを加えて混ぜたものを乾燥した肌全体に塗ってあげましょう。最後にAPクリームを塗ると十分な保湿の完成です。
入浴後の乾燥が気になる場合
湿度がある浴室内でプルルBベビーオイル をさっと塗ると、より水分の蒸発が緩やかになり入浴後の急激な乾燥がなくなるので、浴後のスキンケアがしやすくなります。
入浴
- 入浴後急速に乾燥する場合、浴湯にAPバスオイルを数滴混ぜると、肌に水分が閉じ込められしっとりする。
- 39度くらいのぬるめの湯でも、15分~20分くらいで鼻の頭に汗をかくくらいの体を目指す。浴槽内で楽しめる環境(TV、DVDなど)を用意すると意外に達成しやすい。
- シャワーはドゥキレイ で塩素対策、浴湯は活水対策と濃縮温泉 または源泉 を5~10リットル入れるなど、肌にやさしい入浴環境を作る(濃縮温泉の種類と濃度はご相談ください)。
体は、プルルベビーソープ でやさしく洗ってあげる。
ぬるめのお風呂では、汗をかき出すまで30分以上かかることもありますが、無理して疲れないように続けることで汗をかきやすい体をつくりましょう。
塩素対策の浄水シャワーヘッドのカートリッジは、主に①亜硫酸カルシウム ②活性炭 ③アスコルビン酸(ビタミンC)の3種がありますが、入浴用として浴槽にもシャワー水を溜める場合は、残留塩素と水道管によるサビ等の汚れをろ過する活性炭タイプがお勧めです。
シャワーの温度も40度にならないように注意しておきましょう。
生活
早寝早起きをこころがけ睡眠は十分にとります。汗をかくくらいに戸外で体を動かす習慣をつけましょう。かゆみの原因となりやすいので、トランス脂肪酸(マーガリンなど、油脂加工で生じた自然界には存在しない油脂)を含む食品、菓子類など糖分の過剰摂取は控えます。さらに掻き壊し防止のため、爪は常に清潔に短く切っておきましょう。
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浴室を出る前にその場でスキンケアしてしまうという発想は、ありませんでした。「風呂上り」にするもの、という固定観念がありました。自分もとりいれてみます。でもオイルなどは浴室にいつも置きっぱなしでいけませんか。便利だし忘れなくていいのですが。