新築じゃなくてもシックハウス?

監修:坂部貢 先生

家の中の化学物質

勉強机・イス

合板から化学物質が検出されます。化学物質の放散量を示すF☆☆☆☆マークをメーカーに確認してから購入しましょう。

押入れ・クローゼット

合板から化学物質が発生。閉め切りにせず、ときには扇風機で風を送って換気します。クリーニングに出した衣類は陰干しして薬剤を飛ばしてから収納。

殺虫剤入りの防ダニシートが入ったものはJIS規格で表示されているので要チェック。自然素材による防虫畳も登場しています。

合板製のタンス・食器棚・本棚

タンスは内側に合板から出る化学物質がこもりやすい。防虫剤もシックハウスの原因なので虫が嫌うハーブを使うのもおすすめです。材料のF☆☆☆☆マークをメーカーに確認しましょう。

フローリング・カーペット

新築の場合はフローリングの合板と接着剤、塗料のF☆☆☆☆印を確認。カーペットは防ダニ加工に頼らず、まめな掃除と除湿、換気に努めましょう。

パソコン・テレビ

稼動中のパソコンやテレビからはVOCや電磁波が発生。漫然とつけっ放しにせず、長時間使う場合は換気を忘れずに。

カーテン

ポリエステル製はホルムアルデヒドを放散しませんが、木綿などの天然素材ではしわ取りの工程で使用されているものも。難燃剤による防炎加工は、高層建築でない限り不要です。

ストーブ

排ガスを直接屋外に出すタイプなら部屋の空気をあまり汚しませんが、室内排気型の暖房機はこまめな換気が不可欠。

シロアリ駆除剤

腐食した木材を好むので、床下の通気を良くして除湿します。基本的には使用しないことが重要ですが、万一発生してしまったら(社)日本しろあり対策協会認定の「シロアリ防除施工士」と相談し、可能な限り安全性の高い対策を。

壁紙

壁紙や接着剤はJIS(日本工業規格)のF☆☆☆☆や、日本壁装協会のISM(イズム)マークをチェック。布製や和紙、化学物質を吸着するタイプの素材を選びましょう。

こうして見てみると、私たちは、化学物質に囲まれた生活を送っているといっても過言ではないのではないでしょうか?

毎日生活していく空間だからこそ、対策を講じるのと何も行わないのとでは、時間が経過すればするほど大きな差になってきます。

できる範囲内から、少しずつ対策を考えていくことは、大切なことだと言えるでしょう。

この記事を評価する
残念もう一息普通参考になったとても参考になった 評価 : 4.33 投票3人  
Loading ... Loading ...

新築じゃなくてもシックハウス?」への4件のフィードバック

  1. みかん

    衣食住のうち、最初に食の改善ややかゆくない衣服を探すことに気を取られてしまいますが、住環境もアトピーには非常に重要だと実感してます。私自身が引っ越しをしたことで劇的に改善したことがありましたので。

    返信
    1. あとぴナビ編集部あとぴナビ編集部 投稿作成者

      みかんさん、こんにちは。
      みかんさんが実感されておられるように、住環境は、重要な要因の一つです。
      身の回りへの環境の変化(転地の効果)だけでなく、化学物質の影響なども少なからず関わってきます。
      また、新築の家に引っ越すことで、逆に悪くなることもありますので(化学物質の関係など)、良い点、悪い点、両方に注意が必要かもしれません。

      返信
  2. 田中

    改めて周りを見ると、汚染源だらけではないかと震撼した。生活していく以上、逃げようがない。

    返信
    1. あとぴナビ編集部あとぴナビ編集部 投稿作成者

      田中さん、こんにちは。
      確かに、身の回りを「汚染源」で囲まれているケースは多いかもしれません。
      でも、社会環境のように個人レベルで対応ができないケースもありますが、個人レベルで対応が可能なこともあります。
      そうした汚染源から遠ざかる、あるいは汚染源を処理するような工夫も、考えてみると良いかもしれません。

      返信

コメントを残す







次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>