食生活とアトピー

監修:牧野直子 先生

時間がなくて、いつも朝食が食べられません。時間がなくても簡単に食べられる、体にいい食べ物はありますか?

バナナ、野菜や果汁100%ジュース、プチトマトなどがおすすめです

パン1枚、牛乳1杯でもかまわないので、時間がなくても何かを食べたほうが体のためです。朝食をとることで体にスイッチが入るのですが、それは食事が体温の上昇を助けてくれるからです。朝食を抜くと体温が上がらず、なかなかシャキっと目覚められません。特に炭水化物(ブドウ糖)は脳の働きに効果的。たとえばバナナを1本食べる、オレンジジュースを飲む、これで脳が動き始めます。1日の生活のリズムを整えるきっかけにもなります。

時間がなくても簡単に食べられる、バナナ、6Pチーズやスライスチーズ、プチトマトなどを常備しておくと便利です。
 

自分の食生活がよいか悪いかわからないのですが、栄養診断をしてもらう方法はありますか。

市町村の保健センターで栄養士に相談してみましょう

食事ノートをつけるのもひとつの方法ですが、市町村の保健センターに必ずいる栄養士に栄養相談をして、健康指導を受けることをおすすめします。もちろん、お金を払えば民間でも栄養診断は受けられますが、保健センターなら無料です。

たとえば、東京都中野区の一部センターでは年に5回乳幼児のアレルギー相談を受け付けています(平成15年度現在、区民対象)。医師が診断をし、必要であれば早期の検査を促し、アレルゲンを特定し食事指導もしてくれます。最寄りの保健センターに問い合わせて、一度は栄養士に相談してみてはいかがでしょう。
 

カレーや唐辛子などの刺激のある香辛料は、肌にはよくないのでしょうか。

発汗作用が人によって、肌によい場合と悪い場合があります

刺激物には発汗作用があります。汗と皮脂が混ざると自然とクリーム状になり、肌に潤いが保たれます。ですから肌をつややかにするという面では効果的。しかし、それを常食とするのはどうでしょうか。おなかの粘膜を刺激するため、粘膜が弱い人にはあまりおすすめはできません。

一方、発汗作用でかゆみが強くなるなど、肌の調子が悪くなることもあります。この場合刺激物をとるのはやめましょう。
 

睡眠時間のズレから朝食を抜いてしまうなど、 一日三食を確保することができません。
間食をとって三食とるようにしたほうがよいのでしょうか。

血糖値の下がる4〜6時間おきに食事をとるのが理想的

1日3食の大きなメリットは、食間が4〜6時間になることです。これは、自然のリズムで食事をとったときに、高くなった血糖値が下がってくる時間に一致。食間が4〜6時間なら自然と食事が1日3回はめぐってくることになりますね。

昼夜逆転の生活になっている場合は、食事のリズムを優先して午後と夕方と深夜を3食にしてもよいでしょう。たとえば、夕食から4〜6時間後にうどんやおにぎりなど炭水化物中心の夜食をとってもかまいません。

睡眠がとれない状態のときは、外出や運動など、体を動かす機会も減ることが多く、「お腹がすきにくい」ということが起こりやすいと言えます。

でも、そうした中でも、生活のリズムを「立て直していく」ならば、食事のリズムも少しずつ決めていけるようにすることは大切でしょう。

 

昼夜逆転していて、夜になるとどうしてもお腹が空いてしまいます。夜食を食べてもよいのでしょうか。また、食べるとしたらどんなものがいいのでしょうか。

睡眠を妨げない消化のよい食事をとりましょう

我慢がストレスになるようなら、食事をとったほうが体のためになります。油が多いものなど、胃にもたれやすい食事は睡眠の妨げになるので、消化のいいメニューを選びましょう。カレーや唐辛子のような刺激物もやめたほうが無難です。

食後すぐ寝る場合には、なるべく食事の量を抑えましょう。温かい飲み物をゆっくり飲むだけでも、満足感は得られます。また、眠りたいのに眠れないときには、牛乳にアレルギーのない方はホットミルクが効果的。牛乳に含まれるトリプトファンというアミノ酸に、興奮を抑える作用があるといわれているからです。
 

玄米を食べてみようと思いますが、分づき米とどちらがよいのでしょうか?

慣れないとおなかをこわすことも
体調を見ながら進めましょう

食事ノートをつけるのもひとつの方法ですが、市町村の保健センターに必ずいる栄養士に栄養相談をして、健康指導を受けることをおすすめします。もちろん、お金を払えば民間でも栄養診断は受けられますが、保健センターなら無料です。

たとえば、東京都中野区の一部センターでは年に5回乳幼児のアレルギー相談を受け付けています(平成15年度現在、区民対象)。医師が診断をし、必要であれば早期の検査を促し、アレルゲンを特定し食事指導もしてくれます。最寄りの保健センターに問い合わせて、一度は栄養士に相談してみてはいかがでしょう。
 

甘いものがどうしてもやめられません。
努力はしているのですが、ケーキやおやつについ手が出てしまいます。
代わりに何かよい食べ物はないでしょうか。

ケーキよりは和菓子がおすすめ
野菜を使ったお菓子もあります

「甘いもの」自体がいけないわけではありませんから、ルールを決めて食べすぎないようにすることが肝心。ただ、アレルギーのため卵や乳製品に気を使っている場合、ケーキよりは和菓子の方がおすすめです。脂肪も少なく、食物繊維も期待できるからです。

果物もできるだけ利用しましょう。かぼちゃやさつまいもを使ったおやつやお菓子もよいでしょう。好きだからといって同じ種類のお菓子を毎日食べることがいちばんよくないので、もし食べるのなら、毎日違う種類のお菓子を少量ずつ食べるように心がけましょう。

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食生活とアトピー」への3件のフィードバック

  1. 更紗

    トマトにレタス…冬でもあたりまえにスーパーにあるし、サラダは一年中定番です。何も考えずに食べていました。これからは、冬は体を冷やさないものを選びたいと思います。

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  2. NaNa

    腸内細菌1.5キロ?!体重5●キロの私の体の1.5キロが細菌分だったとは!菌は自分の体の一部だったんですね…大事にケアしないと(^_^;)

    返信
    1. あとぴナビ編集部あとぴナビ編集部

      NaNaさん、こんにちは。
      人は、ものすごい数の細菌と共生しています。その中には悪い菌もあれば、良い菌もいます。上手にケアしてくださいね。

      返信

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