アトピーが気になるけど運動したい!

監修:渡辺直也 先生

アトピーが気になって運動できないと考えていませんか?
汗をかくとかゆくなるなどの理由から運動をしないと生活習慣病のリスクが増大し、ひいてはアトピーを改善しにくい体にしていることも。

筋肉や骨を鍛え丈夫な体を作る。呼吸器を鍛える。新陳代謝を促す。適度な疲れが睡眠不足を解消させ、食事も美味しくなるなど、運動にはさまざまな効果があります。少しずつ運動を始めて、アトピーの改善に役立てましょう。

広い意味でアトピー性皮膚炎も生活習慣病のひとつと考えます

広い意味でいうと、アトピーも生活習慣病のひとつと考えられます。実際、乱れた生活リズムを取り戻す、睡眠不足を避ける、食生活に留意するなど、アトピーに必要な治療方法と生活習慣病の治療には多くの共通点があります。生活習慣病の予防・改善に効果を発揮している運動を、アトピーの改善にも取り入れてみましょう。

アトピーの方にとって、運動は挑戦してみたくても行いにくかったことのひとつです。汗をかくとかゆくなる、運動する体力がない、運動の経験が少ないなどといった理由で、運動を避けてきた方が多いのではないでしょうか。でも、アトピーを生活習慣病のひとつと考えると、適度な運動は症状の改善に大きな効果を発揮します。アトピー性皮膚炎があっても安心してできる運動の方法を勉強しましょう。

運動は生活習慣病の予防・改善に効果あり!

運動不足は生活習慣病のリスクを高めます。
運動することは生活習慣病を予防・改善するためにとても大切なことなのです。ついつい運動不足になりがちなアトピーの方も、暖かい春になったことを機に、運動を始めてみましょう。

アトピー性皮膚炎の改善には生活習慣の改善が必要

食生活の改善、リラックスした生活、睡眠の確保など、生活習慣を見直して改善することにより、アトピー症状が軽快することも多いことから、アトピー性皮膚炎も生活習慣病のひとつと位置付けることができます。生活習慣病の改善には運動不足の解消を心がけることが大切です。

よりよい生活習慣に変えることは、自律神経を正常に働かせるだけでなく、免疫力を高め、体の代謝を高めてくれます。

高血圧や糖尿病など、生活習慣病には多くの症状がありますが、薬の力に頼るだけでなく生活習慣を改善しなくては、症状も好転しないのです。生活習慣の改善は、アトピー性皮膚炎の改善にも効果があります。ここでは運動による効果を見ていきましょう。

運動は生活習慣病を減らす効果がある

運動には生活習慣病を改善するためのメリットがたくさんあります。そのメリットをいくつか挙げてみましょう。

まず運動することで、血圧や血糖値が安定し、心臓病や糖尿病、また大腸がんのリスクが減ります。内臓脂肪も減るので代謝もよくなります。そのため、高脂血症を改善させる効果もあります。体重を適正に保つことにも役立ちますし、骨や筋肉、筋を丈夫にもします。そして、緊張や不安を和らげ、代謝を活発にもしてくれます。さらに、運動をやり遂げることで自信と自尊心が生まれるという効果も忘れてはいけません。

このように、運動には生活習慣病を改善する効果がたくさんあるのです。

かゆくなる……運動が苦手……そんな方こそ楽しく運動を!

アトピーを含めて生活習慣病の方は、総じて運動不足の傾向にあります。アトピーの方は特に、単に運動が苦手だという以外にも、運動して汗をかくとかゆくなるからという理由が多いと思われますが、むしろそんな方にこそ運動は必要なのです。

ここでいう運動とは、決して高度なものではありません。特別な運動神経など必要ない、ごく当たり前に体を動かすことで十分だからです。

アトピーを治そうと思っている方には真面目な方が多いので、雨が降っていても風邪をひいていてもやらなくてはいけないと、思いつめてしまう傾向があるようです。また、楽しめない運動メニューを設定して、まるで苦役をこなすかのように運動してしまいがちです。でも、それでは逆効果です。むしろ、雨の日や体調の悪い日は無理せず休み、自分のできる範囲で好きな運動をすることが大切なのです。気楽に構えて楽しく体を動かすことが一番大切なのです。
 

「通勤ウォーキング」「自転車ツーキニスト」が話題になったことがあります。

多忙なサラリーマンが毎日の生活の中で運動時間を確保するとしたら、休日には確保できるとしても、平日ではかなり難しいのではないでしょうか。

しかし通勤、通学時間を活用して、その一部を運動時間に割り当てるという考え方は、ある意味理にかなっており、実践されている方も多いようです。

それだけ「運動不足」は社会的に深刻な問題でもあるということですね。

 

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