生活環境を見直せばアトピーは改善できる!


化学物質・薬剤がアトピー性皮膚炎にもたらす悪影響

アトピー悪化と薬剤アレルギー

アトピー性皮膚炎の治療として、ステロイド剤、抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤、漢方薬などの薬剤を長く使っていると、薬剤が効かず症状がどんどん悪化していく場合があります。
これはある種の、化学物質過敏症としての「薬剤アレルギー」と考えられる場合があります。
生活環境に含まれる化学物質が、人体にとって異物であるならば、化学物質の塊である薬剤を排除しようとして人体が、アトピー症状を進行させるのです。
炎症・アレルギー・過敏症は、いずれも身体の防衛反応です。防衛反応として出た炎症やかゆみの症状が悪いのではなく、防衛反応をしなくてはいけなくなるような薬剤や化学物質の摂取に問題があるのです。

グリチルリチン酸にはステロイド剤と同じ作用がある

ステロイド剤と似た作用を持つ成分に、グリチルリチン酸があります。様々な化粧品やスキンケア剤、薬剤に含まれ、「肌の赤みがへる」「かゆみが軽減される」という効果があるので、広く使われている成分です。
ステロイド剤と同様に、グリチルリチン酸は人工的な副腎皮質ホルモンなので、免疫を抑制して炎症を抑えるという作用機序も同じです。抗炎症作用の強度は違いますが、長期間グリチルリチン酸を使うことによって、ステロイド剤と同じ副作用が現れることは十分考えられます。
ステロイド剤を使いたくないという患者さんが、アトピーに効くからとグリチルリチン酸入りの薬剤を勧められるケースがありますが、結局ステロイド剤と同じ悪影響があることを知っておいてください。

ステロイド剤でかゆみが強くなることも

ステロイド軟膏を使っていると皮膚の角層が薄くなるため、かゆみの神経線維が伸びやすくなります(「かゆみのメカニズムとアトピー」あとぴナビ2003年11月号)。ところが、もう一つ気をつけなければならないのは、ステロイド剤には神経を成長させる作用が強く、かゆみの神経繊維そのものも伸ばしてしまうということです。
つまり、使えば使うほどかゆみに敏感になってしまうということがおきます。
さらに、かゆみの神経線維の先端が表面近くに伸びてきて、そこに化学物質がふれると、脳から「毛細血管を拡張させろ」という指令が出ます。そうすると皮下で浸出液が出やすくなり、ジクジクした炎症やかゆみが強く出たりします。
こうした悪循環に気がつかず、アトピーを悪化させる場合もあるので、注意が必要です。

薬剤には環境ホルモン作用がある

現在、環境ホルモンの化学物質リストは65種類です。しかし、これ以外にも環境ホルモンの疑いのある化学物質が多くあります。
そこで、環境省はこの65種類の化学物質リストを廃止して、改めて約1000種類の化学物質に環境ホルモン作用があるかどうか、調査すると決めたようです。
調査の結果環境ホルモン作用がないと判定された化学物質については、それがあたかも安全かのようにアピールして製品に利用されることもあるでしょう。しかし、単体では作用が認められない化学物質も、他の化学物質と反応して相乗毒性で環境ホルモン物質になることがあります。この調査では、相乗毒性のテストまでは行わないようです。
人体は、ホルモン機能と免疫機能と神経機能が互いに影響し合っているので、ホルモン機能が異常になれば免疫機能や神経機能に悪影響を及ぼします。また、免疫機能や神経機能を異常にする化学物質は、ホルモン機能を異常にします。よって、すべての化学物質には何らかの環境ホルモン作用がある、といっても過言ではないでしょう。

分解タイプの空気清浄機でかゆみの原因、「ギ酸」発生!

本文にあるように、ホルムアルデヒドが空気中の酸素と結合するとギ酸になります。
一つ注意したいのは、空気清浄機によってホルムアルデヒドがギ酸になるケースがあることです。空気清浄機には、活性炭などのフィルターで化学物質を吸着するタイプと金属酸化物で化学物質を分解するタイプのものがあります。
分解するタイプの空気清浄機は、化学物質を酸化させることによって二酸化炭素などに分解します。つまり分解タイプの空気清浄機は、ホルムアルデヒドを分解する際に酸化させてしまい、ここでギ酸が発生してしまいます。
アレルゲンとなる化学物質を避けるために空気清浄機を使うのに、それによって発生した分解物が皮膚のかゆみやアレルギーの原因となってしまっては、本末転倒ですね。

アトピー肌と健康肌の比較
アトピー肌と健康肌の比較

ギ酸とかゆみ

蚊に刺されてかゆくなるのは何故でしょうか? 蚊は人の血を吸うとき、針を刺してすぐに吸うと血液が蚊の体内で固まってしまいます。そこで蚊は血を吸う前にギ酸を出します。ギ酸は、体内に入ると血液を固めにくくします。ギ酸で固まりにくくした血液を蚊は吸うのです。
ギ酸という血液が固まりにくくなってしまう有害物質が人体に侵入してくると、その防衛反応として、肥満細胞(白血球)からヒスタミンが放出され、ギ酸を中和し働きを弱めます。このヒスタミンがかゆみの原因となるために、蚊に刺されると赤くなってかゆくなるのです。
新築の家に引っ越したり、リフォームをした後にアトピー性皮膚炎や喘息が悪化することがあります。壁紙や合板の接着剤に使われている防腐剤であるホルマリンがその一因です。ホルマリンが揮発するとホルムアルデヒドになり、そのホルムアルデヒドが空気中の酸素と結合して酸化するとギ酸になります。
そのギ酸を吸ったり、皮膚に付着させると、蚊に刺されたときと同じようにヒスタミンが放出され、皮膚のかゆみが起きるのです。また、ギ酸は喘息の悪化要因にもなります。

アトピー性皮膚炎の場合、気になるのが薬剤耐性菌ですね。ステロイド剤、抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤、漢方薬などを使い続けていると症状が悪化することがあります。

それが薬剤アレルギーですね。グリチルリチン酸も多くの商品に含まれていますがステロイド剤同様の悪影響を及ぼすので要注意ですね。

化学物質には何らかの環境ホルモン作用があります。室内で使われている防腐剤であるホルマリンが揮発し、酸素と結合するとギ酸になり、吸入したり皮膚に付着すると蚊に刺されたようになったりします。

安全と言われている建築用材料でも注意が必要ですね。
 

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