アトピーを改善する食生活の基本


アトピーを改善する食事づくりのポイント

食べ方のキホンをしっかり理解したら、アトピーなどのアレルギー症状を改善する食事作りのポイントをみていきましょう。毎日食べる食事ですから、一生続けられる健康的な食習慣を身につけてください。

基本メニュー

【ポイント1】

トランス脂肪酸や酸化した油脂、汚染された油脂と甘いものを控えた和食が基本

アトピー治療で「甘いものを控えて」と言われた人も多いと思います。アトピーだけでなく、様々な生活習慣病は、トランス脂肪酸や酸化した油脂、汚染された油脂と甘いもののとり過ぎが原因の一つとなっています。
上記の油脂と甘いものを控え、米や野菜を中心とした食事が健康への第一歩となります。

【ポイント2】

野菜を煮た汁物・みそ汁を毎日摂る

野菜の煮汁には、アレルギー反応を増長する活性酸素を抑える働きがあります。さらに野菜に含まれる乳酸菌が腸内環境を整えてくれます。朝夕の食事には、農薬の少ない新鮮な野菜を使った汁物を摂る習慣をつけてください。
特に大豆、小麦、米を発酵させた味噌やしょうゆは大豆、小麦、米のアレルギーを抑えてくれます。毎日の食事の中に適量を使いましょう。

【ポイント3】

アレルギーの原因食品を避ける

アレルギーの原因食品を食べると、食欲が落ちてしまいます。食欲が落ちると、化学調味料で人工的な濃い味つけをした加工品などを好むようになり、アレルギーはさらに悪化してしまいます。

【ポイント4】

同じ食品を毎日食べない

アレルギーを起こしやすい食品でも少しずつなら食べられる場合は、1日食べたら、最低4~5日はお休みするようにします。毎日食べる野菜の汁物も、なるべく野菜の種類を変えて、できるだけ多品種の食材を摂るよう心がけましょう。

【ポイント5】

汚染された油脂を含む食品は避ける

脂の多い魚や魚卵、肉の脂、家畜の肝臓、牛乳・チーズ・バターなどの乳製品、卵など、環境汚染物質が蓄積しやすい食物はなるべく避けましょう。
油脂に蓄積されたダイオキシン・PCBやDDTなどの脂溶性環境汚染化学物質は、アレルギー反応を制御する力を弱め、アレルギー性疾患を悪化させてしまいます。

【ポイント6】

トランス脂肪酸を含む油脂は極力減らす

炒める・揚げるなど植物性油脂を高温で料理する調理法をなるべく減らし、煮る・蒸す・焼く調理を中心に。油を使う場合は、トランス脂肪酸が少ないアレルギー用の良質な油を使ってください。

【ポイント7】

食品添加物を避ける

防腐剤、防カビ剤、合成着色料、発色剤、漂白剤、人工香料などの食品添加物は、「食品から生きていくためのエネルギーを得る」という本来の目的とは関係のない物質です。摂取量が多いほど体への負担となるので避けましょう。

【ポイント8】

旬のものを食べる

野菜を選ぶ際は、なるべく農薬の少ないものを選びます。季節に合った旬の野菜ほど、無理な栽培をしなくてよいので、農薬も少なくなる傾向があります。
旬からはずれた野菜ほど、農薬の量が増える傾向があるので注意しましょう。

【ポイント9】

汚染の少ない肉・魚を選ぶ

養殖魚や過密飼育された動物の肉は、配合飼料の汚染や薬物の使用が考えられます。なるべく自然の状態で汚染の少ない飼料で育てられた豚肉や地鶏、魚を選びましょう。

【ポイント10】

薬品や残留農薬の多い輸入食品・遺伝子組換え食品を避ける

輸入小麦に残留する有機リン系殺虫剤は、神経を刺激してアレルギー症状を悪化させます。遺伝子組換え食品は、昔はなかった新しい物質が含まれており、アレルギー反応を誘発する可能性が考えられます。これらの食品は避けましょう。

【ポイント11】

化学調味料は使わない

化学調味料は、味覚を麻痺させてしまいます。食材が持つ本来の味を味わえるように、調味料は天然素材のものを選びましょう。味つけも食材の味を大切にして、うす味を心がけましょう。

【ポイント12】

天然の塩を使う

海水からつくった天塩や岩塩など、塩は様々なミネラルが含まれる天然のものを使いましょう。天然の塩は食材のうま味を十分に引き出し、化学的に作られた塩のNa(ナトリウム)やC(l塩素)のとり過ぎの害を軽くします。

【ポイント13】

カルシウムを適度に補給

十分な量の野菜類、海草(ヒジキには有害な無機ヒ素が多く含まれるので、食べ過ぎに注意。乳児には与えないように。)、小魚などを毎日の食事のなかにしっかり取り入れ、カルシウムを適度に補給しましょう。

【ポイント14】

果物は旬のものを

果物も野菜同様、なるべく旬のもので、農薬の汚染が少ないものを選びましょう。果物をジュースにすると、一気に飲んで食べ過ぎになってしまいます。皮をむきながら、ゆっくり少量食べるのが理想です。

【ポイント15】

献立の考え方

主食となる米を中心に、みそ汁などの汁物、漬物・おひたし・煮物の順に組み立てます。肉や魚は、汚染の少ない良質な素材が
手に入ったときに食べるくらいにしましょう。
献立に困ったら、冬は鍋、夏は冷しゃぶにすると便利です。

【ポイント16】

地元で生産された、旬で新鮮なものを食べる

【ポイント17】

ハレの日(誕生日などお祝いの日)とケの日(普段の日)をきちんと分けて、毎日がハレの日にならないように

基本的に新鮮な魚介、肉、野菜、季節の果実などを穀物、汁物とのバランスを考えて摂ることです。

トランス脂肪酸、汚染された油脂、過度に甘いものなどは避けましょう。防腐剤、合成着色料、人工甘味料などの食品添加物も避けます。

化学調味料を避け、天然の塩を使った汁物を。特に野菜を煮た汁物がお勧めです。果物は農薬の少ない旬のものを摂りたいものです。

常日頃、良質で新鮮な素材を中心とした献立を心掛けるようにしましょう。
 

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