医療ナビ 知っておきたい甘草・グリチルリチン酸の危険な話(前編)


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監修:三好基晴(みよしもとはる)
ホスメッククリニック院長
アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー疾患、化学物質過敏症、電磁波過敏症、がんや糖尿病なのどの生活習慣病に対して、衣食住の生活環境を改善する診療をしている。

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グリチルリチン酸って何?

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グリチルリチン酸とは、主にカンゾウ属に属する植物から抽出される成分です。漢方でも、もっとも基本的な薬草の一つとされている「甘草」が代表的で、生薬として用いられる甘草は、グリチルリチン酸を2.5%以上含むものという規定が、日本薬局方で定められています。
このグリチルリチン酸は、強い抗炎症作用を有しており、副腎皮質ホルモンの一つである、塩類代謝ホルモンと類似しています。
アトピー性皮膚炎の人には、「ステロイド剤」として聞きなれた言葉である「副腎皮質ホルモン」ですが、本来、副腎皮質ホルモンとは、一種類のホルモンではなく、副腎から放出されるホルモンの総称を指しているのです。

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グリチルリチン酸は市販の化粧品の成分によく使われている成分です。薬草である「甘草」から抽出されます。

グリチルリチン酸には強い抗炎症作用があり、副腎皮質ホルモンの一つである塩類代謝ホルモンと類似しています。

アトピー性皮膚炎の炎症を抑えることから、グリチルリチン酸が含まれた化粧品を勧められることがあります。

しかし、この化粧品使用を中止すると、赤みやかゆみなど、ステロイド剤の中断後のリバウンドのような症状が見られることもあることがわかりました。

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