あとぴナビ/スペシャルインタビュー Dr.コパ


Dr.コパ

あとぴナビ2009年6月号より
取材・文/大石久恵 、撮影/橋詰芳房

幸せになる努力に、遅すぎることはありません

Dr.コパPROFILE
Dr.コパ
東京都出身。一級建築士、工学博士。
建築家として、設計事務所・祥設計を主宰。一方、家相学、方位学の第一人者として、風水をベースにした「開運インテリア」「風水パワー」を発表し、風水ブームを巻き起こす。簡単でわかりやすい風水学で幅広い支持を得て、Dr.コパの愛称で、雑誌、テレビ、ラジオ等様々なメディアで活躍中。

風水の第一人者であるDr.コパこと小林祥晃さんは、建築家、神主といった様々な顔をもっています。 そんなコパさんに、実はもう一つの顔があります。それは、アトピーをもつ3人のお子さんの父親としての顔。今回は、父親としてお子さんたちに愛情を注がれてきたDr.コパさんに、スポットを当ててみました。

風水に基づいた開運アドバイスで、テレビや雑誌で活躍中のドクター・コパさん。3人のお子さんはすでに成人しましたが、コパさんは、アトピーのわが子に寄り添ってきたお父さんでもあります。
「当時3才だった長男がかゆがって、突然激しく泣き出したときには『何が起きたんだ?』と驚きました。今思えば、あれがアトピーの発症だったんですね」。

学童期に発疹が目立ち始めても「そのうち治るだろう」と、コパさんは気楽に構えていました。でも、他の2人もかゆみを訴えるようになり、3人ともアトピーと判明したのです。上の息子さんは皮膚症状が悪化してイジメを受けたこともありましたが、友だちの存在に支えられ、元気に生活していました。一方、長女のドーター・コパさんは、皮膚は悪化しないまでも爪が傷みやすい状態に。軽症だった下の息子さんは、のちに医学を志すようになりました。

そして、お子さんたちのアトピー発症を機に、コパさんは住環境からアトピーの原因を探り、インテリアに風水を応用。
「子どもたちには申し訳ないけど、治りやすい環境を試す勉強にもなりました」。

これまでの生活環境を振り返りアトピーの原因をチェック


「当時、『コパさんは風水をやっているのに、子どもがアトピーなの?』と言われたこともありました。確かに風水は万能ではありません。でも、症状を緩和する方法を試そう!と、前向きに考えました」。

医者になった下の息子さんの「うちの家系は腎臓が弱いのかな。血液をろ過する腎臓が弱いと皮膚症状が出やすい」という言葉もあり、住環境を振り返ることに。ちなみに風水では、トイレの位置によって持病がわかるとされています。思い返すと、コパさん一家がこれまでに住んだ家は、すべて北から北西の方角にトイレがありました。これは腎臓や子宮が影響を受けて、体がむくみやすくなる位置でした。

「我が家は腎臓が弱点」という下の息子さんの言葉通り、弱点となる要素があったのです。「他の家の弱点を指摘してきた自分が、家を建て替えても、なぜか同じ場所に弱点を作っていたことに初めて気づきました」。また、東南は皮膚に影響する方角。東南の日当たりが悪くて風通しが悪い場合や、東南部分がベランダになって部屋がくぼんでいると、皮膚に影響が出やすいのです。「当時住んでいた家は東南が近所と隣接し、やや圧迫感のある環境でした。自分の家のことは盲点でしたね」。

「次に建て替えるときはトイレを北に置かない」と決めたコパさんですが、今度はお風呂場を北に作ってしまいます。
「北に水場があると腎臓系が影響を受けやすいと知りながら、なぜ繰り返してしまうのか。もしかすると方位が体に影響を与えるというより、そういう運を持っているから北に水場のある家を建ててしまうのか?と、風水の不思議さを感じました」。
そして、配置を変えられないものはカーテンの色やベッドの向きなど、インテリアで工夫しようと思考を転換したのです。

色と家具の配置を工夫して皮膚をきれいにする風水を実践

まずは北側のラッキーカラーとなる暖色、ピンクやオレンジをお風呂場に。肌をよくするために、東南にもピンクを置きました。その後、下の息子さんの症状が徐々によくなり始めました。

また、「娘は東南の風に当てると縁が早くなる」といわれるため、ドーター・コパさんの部屋を東南に配置してピンクで統一。爪の健康状態も、その後よくなり始めました。実はコパさんは「幸せは指先でつかむといわれるから、爪がきたないのは女の子として幸せになりにくいということだよ。自分の爪に『しっかりしろ!』と言い聞かせなさい」と、娘さんに厳しい言葉を言ったこともありました。
「すると彼女は自分の爪をなでながら、『私のためにきれいになってよ』と願い続けたんです。それを3年ほど続けた頃には爪がきれいになっていましたね。彼女なりに自分がダメージを受けやすい部分を元気づけたんだと思います」。

コパさんが一番頭を悩ませたのは、症状が重かった上の息子さんの部屋でしたが、「跡取り息子は朝日に当てろ」「皮膚の症状を改善するには、きれいな水のある場所に住まわせろ」という風水を実践。
「長男の部屋は東に配置し、床も壁もカーテンもきれいな水をイメージできる水色にして、ドアの色まで徹底しました。一方、医者志望の次男の部屋は、医者の色であるグリーンに統一しました」。
「3人とも幸せになってほしい」という親の願いをインテリアに託したのです。しかし、家が完成した直後、上の息子さんは水色の部屋に入ることを拒否。
「僕は『なんとしても彼をこの部屋に入れよう』と思いました」。それは長年に渡って息子さんの症状に胸を痛めてきた親心からでした。その後、息子さんは漢方薬も服用し始めて、自主的に体質改善をスタート。水色の部屋で暮らし始めて3年目には症状が緩和していきました。

幸せと美肌を呼ぶメッセージ

幸せになる努力に、遅すぎることはない

人は幸せになるために生きるもの。「幸せになりたい!」と思うタイミングに年齢や時期は関係ありません。

努力とは開運のための努力をいう

目標を達成するためには努力することが大切ですが、「幸せになるため!」という目標に向かって努力することが重要です。

東にブルーで肌は若くなる

「肌がきれいになる」とされる風水が東にブルーを配置すること。ブルーは清らかな水をイメージした色だからです。

東南にピンクで肌と友人がよろこぶ

東南にピンクはラッキーカラー。ピンクは赤ちゃんの肌色を象徴するとともに、人間関係をスムーズにする色です。

アトピーだけにとらわれずわが子の幸せを願い続けた

風水で建築した家に暮らして10年。今では3人ともアトピーの症状がおさまり、上の息子さんはこの5月に結婚。アトピー改善のため、生活環境を見直したいという人の相談には、「一に掃除、二に換気、三に色使い」の順番で試すことをすすめています。とくに部屋の換気は重要。
風水では「空気が動くことが人を健康にする力を持つ」と考えられているからです。「『コップ1杯の水を枕元に置く』『東にきれいな水を置く』など、まずは手軽にできることから試してみてほしいですね。また、『東南にピンク』を置くと人間関係が良好になり、周囲が何かと助けてくれます」。

風水にはアトピーを直接治す作用はありませんが、「人生の免疫力を高めて幸せを呼ぶ力がある」と、コパさんは考えます。
幸せになった人に話を聞くと、誰もが「毎日コツコツと努力した結果」と答えます。やはり目標に向かって努力を惜しまないことが幸せにつながるのです。
「大切なのは、環境を整えて、幸せになろうと願いながら努力することです。それによって、幸せをつかむ力がアップします」。コパさんは「たとえアトピーが治らなくても、運のいい子に育てよう」と、お子さんたちを見守ってきました。そして「人は幸せになるために生まれてくるんだよ。たとえアトピーでも、幸せになれればいいじゃないか」と伝え続けてきました。
「自分はアトピーを経験していないから、子どもたちへの理解が足りないのかもしれない」「だからこそ対話しよう」と、常に心がけてきました。「実は4年前、漢方薬を服用した際に体内の毒素が出て、全身に湿疹がふき出しました。かゆみがこんなにつらいものとは!と、初めて息子と同じ苦しみを知りましたよ。今では『一病あって家族がまとまった』と思っています」。

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