ステロイド剤、プロトピック軟膏が身体にもたらす深刻な問題


エリデル、プロトピックはステロイドと同じ免疫抑制剤

イラスト

【論文3】「ピメクロリムスはアトピー性皮膚炎患者のT細胞のアポトーシス誘導性枯渇を引き起こすが、ランゲルハンス細胞は枯渇させない」に出ている「結論:要約すると、ピメクロリムスはアトピー性皮膚炎の皮膚において、アポトーシスを誘導して病理学的にT細胞を減少させるが、ランゲルハンス細胞には影響を与えない」という記述や、「背景:副腎皮質ステロイドの長期使用を除けば、局所カルシニューリン阻害剤(タクロリムス、ピメクロリムス)はアトピー性皮膚炎に対する新しい治療選択肢である」という記述が、まさに「アトピー性皮膚炎治療にステロイドよりもエリデルやプロトピックを使う理由」にするためのものに読めます。 
しかし、エリデルやプロトピックは、元来、移植された臓器の拒否反応を抑制する「免疫抑制剤」です。それがアトピーの炎症を抑える効果もあるからとのことでアトピーの患者に使用されるようになったものです。ちなみにアトピー治療には通常軟膏が用いられます。そんなプロトピックですが、アトピー治療に長年用いられた結果、別の悪性疾患を患者に発症させたとの例が2012年3月に論文となって発表されました。ご紹介しましょう。

論文3

ピメクロリムスはアトピー性皮膚炎患者のT細胞のアポトーシス誘導性枯渇を引き起こすが、ランゲルハンス細胞は枯渇させない

論文3

目的

副腎皮質ステロイドの長期使用を除けば、局所カルシニューリン阻害剤(タクロリムス、ピメクロリムス)はアトピー性皮膚炎に対する新しい治療選択肢である。本試験はアトピー皮膚におけるピメクロリムスの病態生理学的標的細胞と作用機序を検討するためにデザインされた。

結論

要約すると、ピメクロリムスはアトピー性皮膚炎の皮膚において、アポトーシスを誘導し病理学的にT 細胞を減少させるが、ランゲルハンス細胞には影響を与えない。

Pimecrolimus leads to an apoptosis-induced depletion
of T cells but not Langerhans cells in patients with atopic dermatitis.
2004年

プロトピックはT細胞は減少させるがランゲルハンス細胞は減少させないという報告もあります。

しかしアトピー性皮膚炎の治療に長期使われてがんを発症したという報告も上がっています。

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