アトピーと感染症の最新研究


感染症の対策と予防

対策

【対策1】早めの治療で、感染症を広げない

アトピーの症状が悪化し、感染症が疑わしいと思った場合は、早めに治療を受けることが大切です。感染症が広がるとやっかいなことになるからです。ヘルペスが重症化するとカポジ水痘様発疹症になります。そんな場合はたいてい黄色ブドウ球菌の感染症も合併しています。ウイルスや細菌の二次感染を防ぐために、抗ウイルス剤や抗菌剤による治療や皮膚の消毒などを行います。 
ここで注意したいのは、信頼できる医師に診てもらうこと。感染症の見極めは、経験豊富な医師でないとなかなか難しいものです。病院選びに迷ったら、大きな病院のアレルギー科か皮膚科を選ぶのが無難です。患者数の多い病院の方が、より多くの症例を経験している可能性が高いからです。

【対策2】患部を保護し、新たな感染を防ぐ

自分でできることとしては、接触感染を防ぐための患部の保護です。皮膚を直接かき壊すと傷が増えてしまうし、そこから他の部分に感染が広がってしまいます。感染症をこれ以上広げないために、リント布(医療用の傷口などにあてる布)やチュビファースト(人工絹糸を使ったチューブ型包帯)などで患部を保護しましょう。

予防

【予防1】免疫抑制剤を使わない

感染症を予防するためには、まずステロイド剤やプロトピック軟膏などの免疫抑制剤を使わないことです。

【予防2】ストレスをため込まない

次に大切なのは、過労や睡眠不足などでストレスをためこまないことです。仕事が忙しかったり、精神的に不安定なときに感染症にかかったという経験がある方も多いはずです。ストレスが多い生活が続いて、いつもと違った症状が出たり、急に悪化した場合は、感染症の警告信号かもしれません。そんなときは、なるべく体に負担をかけない生活を心がけることが大切です。ストレスといえば、紫外線も皮膚にストレスを与えています。アトピー性皮膚炎では、皮膚のバリア機能が低下しているため、紫外線対策も感染症予防につながります。

【予防3】感染させない・感染しない心がけを

感染症は、人にうつりやすいことも頭に入れておいてください。特にヘルペスウイルスなどは、接触感染しやすいので家族全員で気をつけるようにしましょう。自分が治っても、家族にうつしてしまえば、調子を崩したときに再び感染してしまうことも考えられます。不要に感染を繰り返さないためにも、リント布などによる皮膚の保護は大切です。

【予防4】汗のかける体に

最後に、意外にも、汗に細菌やウイルスをバリアする働きがあることもお伝えしておきましょう。皮膚や汗の中には「抗菌ペプチド」と呼ばれるアミノ酸の結合体が存在します。抗菌ペプチドには抗細菌活性や抗ウイルス活性があるため、感染症の発症を防ぐ働きがあります。
離脱症状で感染症を併発しているような方の場合は、免疫力の低下などによって基礎体温も低く、汗をかきにくい体質になっています。汗をしっかりかける体調まで盛り返していけば、細菌やウイルスへの抵抗性もついてくるという合理性が、私たちの体にはもともと備わっているのです。

感染症には経験豊富な医者、大きな病院がお勧めです。症例数が多いので適確な治療が期待できます。

免疫抑制剤は使わずチュビファーストなどで患部の保護が大事です。感染症は人にうつることもあるので特に保護が大事です。

汗の抗菌ペプチドというアミノ酸は抗菌活性や抗ウイルス活性があるので汗のかける体質することも大切です。

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