主治医も知らない!?「IgE」とアトピーの関係


アレルギーを正しく治す!そのための生活

IgE抗体を過剰に作って、体内にかゆみを起こしてしまうことは、普通は起こってはいけない反応。余分な反応です。体は、戦うために武器を作ったはずなのに、戦っていると言うより、残念ながら負けているイメージです。
正しい反応に留めたい。もともとは食べ物なのに卵が敵だなどと思い込んでしまった免疫システムの間違いを正したい。そのためにはどうしたらいいのでしょうか。
パッと短期間で解決する特効薬などはありません。しかし、正しい方法はあります! 時間をかけて「正しい生活」を積み重ねていくことが一番肝心なことなのです。地道ではあるけれど、これが何よりの方法です。時聞が解決してくれる、その“時間”をどう過ごすかがとても大切なのです。

美食に溺れす質素な生活を

昔はこれほどアレルギーに悩まされる人はいませんでした。高脂肪な食生活へと変化してきたこと、化学物質の濃度が増してきたこと、住空間が快適になったことで密閉性が高まり、家庭内にダニが繁殖してしまっていること、道路が舗装されて、町が都会化し、し土や自然に触れる機会が減ったこと、子どもたちは泥んこまみれで汗をかいて体を大いに動かして遊ばなくなったこと、遊びといえばゲームなど室内での遊びが主流になっていることなど。これらすべてはアレルギーの悪化要因です。
こうした、特に悪いこととも思えないような当たり前の今の生活が、健康によくない生活だとは悲しい現実です。
「ダ二」には特に注意が必要です。ダニが絶滅したら、これほどアトピーに悩まされる人はいないだろうとさえ言われているほどなのです。アトピー症状があって肌がダメージを受けていると、そこからダニが侵入してしまいます。これが刺激物となって症状を悪化させます。肌のバリア機能を回復させるためにも、入浴・スキンケアは効果的だと言えます。

グラフ

早寝・早起きが基本

アトピーを治していくためには、正しい睡眠は一つの大きな鍵になります。夜眠れない方も多いでしょうから、簡単に言ってくれるなともお思いでしょうが、眠るべき時間帯にしっかり眠れることで成長ホルモンが正しく分泌され、肌の修復にもつながります。『あとぴナビWEB』『あとぴナビブログ』にも「睡眠とアトピー」についてはいろいろな記載があります。ぜひご参照ください。
早寝・早起き、適度な運動、正しい食事(現代人は昔に比べて圧倒的に油分を多く摂っています)、家族仲よく、心を平穏に、恋愛や、熱中できることに取り組み(ただし、コンピューターゲームや携帯電話での頻繁なメールのやり取りはアレルギー反応を高めることが明らかになっていますのでこの点にもご注意を)、アトピーを意識しない時間をできるだけ過ごす、笑ったり、感動体験を多く持つ。こうした生活が免疫システムを正すための基本となります。
食生活に関して加えて言えば、アトピー改善に有効だと考えられるものに「発酵食品」の摂取があります。納豆、味噌、漬物、日本には昔ながらのいい食品が多くそろっています。ある患者さんで、毎食納豆を食べ続けて、アトピー症状の改善が見られてきたというケースがあります。これも一つのエビデンス。今後検証していく必要があるでしょう。

IgEとアトピーはどう関わっているのか、アレルギーを正しく治していくにはどういう生活が好ましいのか。「免疫システム」や「IgE」の話から始まって、アトピーを改善していくために大切なことをトータルにお伝えしました。アレルゲンが体に入ってきても無視できる体づくりを目指していきましょう!

アレルギーを正しく治していくには

アトピー性皮膚炎の原因に上げられるのが生活環境の大きな変化です。特にダニによる症状悪化で皮膚のバリア機能低下も問題です。きちんとしたスキンケアが必要です。

基本的には屋根、早起き、適度な運動、バランスの取れた食事、ストレスのたまらない生活などが免疫システムを高めてくれます。スキンケア、入浴などで肌のバリア機能を高め、免疫力を効果的に上げるのも必要です。

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