主治医も知らない!?「IgE」とアトピーの関係


アトピー治療で気をつけること
ステロイド薬は使わない
・環境とライフスタイルを整える

「IL-4」を増加させる背景には、環境の変化が影響していると言われています。
清潔に整えられ、化学物質が蔓延してきた人工的な生活環境が「IL-4」を増加させる一因となっているのだと。

インターロイキン・4(lL・4)を増やす要因

そうした環境下で慢性的な運動不足の生活を送っていると、体内に蓄積された化学物質を代謝で排出させることが困難になり、「IL-4」をさらに増加させやすくしています。
またアトピーのかゆみを抑えるためにステロイド剤を用いてきた方も多いでしょう。残念なことにステロイド剤の使用もまた、「IL-4」を増加させる原因の一つです。結果、「Gal-3」が増え、IgE産生を上げてしまうのです。

副作用1

ステロイド使用がIgE産生を上げ、その結果出た炎症やかゆみを下げようとしてまたステロイド剤を使うことでさらにIgEを増やし、そしてまたステロイドが…と、ここでもまた悪循環が起きていたのです。ステロイド剤を使うことで、このように医源性のアレルギーの連鎖が起きるということを、私たちは知っておくべきでしょう。もちろん、ステロイドよりも強い免疫抑制剤であるプロトピックやシクロスポリンは論外。
アトピーの治療で、安易に使用してよい薬剤ではありません。ところで、アトピーの人の場合、皮膚のバリアが壊れていると、感染症にかかることもよくあります。たとえば、黄色ブドウ球菌による感染症を経験したことはあるでしょうか? この黄色ブドウ球菌もIgE産生を上げるもの。
皮膚表面についた菌の毒素がアレルゲンとなって、それに対しIgE抗体が作られてしまうこともあるのです。
アトピーは、このように原因が複雑に絡み合って、悪循環を起こしている状態で悪化しているのです。

COLUMN

リバウンド時にステロイド剤を使うと、アトピー性皮膚炎そのものを悪化させる!?

リバウンド時の悪化状態を、今の医師たちは、ステロイド剤中断による炎症の増悪、つまり、アトピー性皮膚炎そのものが悪化しているので、ステロイド剤の再使用を勧めるケースが多くあります。中には、ステロイド剤を中断したことを患者に対して責める医師もいます。
しかし、ステロイド剤中断によるリバウンド症状は、実は、感染症が悪化した状態を含んでおり、その段階でステロイド剤を再使用することは、ステロイド剤の免疫抑制作用により、炎症は一時的にでも抑えることができるでしょうが、感染症そのものは悪化させてしまいます。特に、黄色ブドウ球菌による感染症にかかっている場合、黄色ブドウ球菌が出す毒素がIgEを増強させ、さらにステロイド剤もIgEを増強させる傾向があり、その結果、体内のIgE値が上がり、アレルギー性の炎症反応を促進させることにもなりかねません。
これこそ、まさしく「アトピー性皮膚炎」が悪化した状態、といえるでしょう。リバウンド時のステロイド剤使用は、相応のリスクを伴うことを承知しておいたほうが良いでしょう。

ステロイド使用がアトピーをどんどん悪化させる理由

インターロイキン4が増加する要因は化学物質の増加、運動不足、睡眠不足、ステロイド剤の仕様などがあげられます。

ステロイド剤を使うとインターロイキン4が増加、Gal-3増加、IgEの産生を上げるという悪循環に陥ります。

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