最新・保存版 アトピーの治し方マニュアル 4


皮膚のバリア機能が低下して、乾燥など様々な外部からの刺激に弱いのが、アトピー肌の特徴。だから、毎日のスキンケアはとても大切です。まずはケアの基本をおさえて、症状別のスキンケア方法を具体的に説明します。

バリア機能の低下でかき傷ができやすく感染症にもかかりやすい

皮膚の表面がカサカサ・ジュクジュクして、わずかな刺激にも敏感に反応しやすいアトピー肌。その原因は、角層や皮脂膜がうまく機能せず、バリア機能が弱まっていることにあります。本来、皮膚の表面の角層には、皮膚が蓄えた水分を保持する働きと、外部の刺激物質をシャットアウトする2つの働きがあります。しかし、バリア機能が低下しているアトピー性皮膚炎の場合、汗や洗剤のすすぎ残し、紫外線、ひっかき傷などのちょっとした刺激に対しても、接触性皮膚炎やかぶれなどのトラブルを起こしやすいもの。

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また、ダニやハウスダストなどのアレルゲンが侵入すると、表皮近くにあるランゲルハンス細胞の抗原を認識する働きにより、アレルギー反応を起こしやすくなります。細菌やウイルスなどが侵入して感染症になったり、肌にかき傷ができやすいのも、皮膚を守るバリア機能が低下しているのが原因です。

適切なスキンケアで肌を守ることが大切

【最新・保存版 アトピーの治し方マニュアル1】で説明したように、アトピーの原因には、「肌の問題」と「体の問題」があります。皮膚のバリア機能が低下する「肌の問題」という観点からは、皮膚の乾燥を防いで角層のバリア膜を保護するためのスキンケアが非常に大切です。
肌の水分を外から補うなど、適切なスキンケアを行うことで、かゆみの原因となる刺激から肌を守ることを心がけましょう。毎日のスキンケアがかゆみや慢性的な掻きこわしを予防するとともに、症状の改善につながっていきます。

肌の状態に合ったスキンケアを心がけよう

アトピーの症状と同様に、皮膚の状態にもそれぞれ個人差があります。中でも男性と女性ではホルモンの働きによる違いがあり、男性は女性よりも皮脂線から分泌される皮脂が多いのが特徴と言えるでしょう。
皮脂は汗と混ざることで皮膚の保護膜である天然のクリームとなり、肌をしっとりなめらかに保つ作用があります。この天然の保護膜は弱酸性なので、細菌などの繁殖を抑える作用がありますが、酸化するとニキビなど吹き出物が出やすくなったり、油分が好きなダニやカビの温床となってしまいます。常にフレッシュな皮脂の状態を保つためにも、皮膚の清潔を保つことが大切です。
ちなみに、赤ちゃんも皮脂の分泌が活発で、脂漏性皮膚炎などが起こりやすく刺激に敏感です。肌の状態は人それぞれなので、自分に合ったケアを心がけましょう。
 

アトピー症状には、軽い乾燥の方から粉がパラパラ毎日落ちる程の激しい乾燥まで、皮膚の状態は千差万別といえるでしょう。

炎症や湿疹、掻き壊し傷の度合いは、人によりさまざま。その方の状態に合ったスキンケア商品の選択や使用法が大切ですね。

 
 

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