最新・保存版 アトピーの治し方マニュアル 5


肌への刺激、悪影響はできるだけ避けよう

生まれて間もない乳幼児の皮膚はデリケート。皮膚をケア、保護する意味でもスキンケアは適切に行いましょう。また、敏感になっている肌への刺激、悪影響はできるだけ避けたいもの。例えば、「衣類は肌に優しい綿素材のものを選び、初めて着る前には一度洗濯する」「洗濯には界面活性剤を含まない重曹洗剤などを使用する(石けんや合成洗剤は界面活性剤が残留する)」など、直接肌にふれ、刺激になるものには十分気をつけましょう。

理想的な入浴が回復をスピードアップ

肌に直接影響をおよぼす生活習慣に「入浴」があります。アトピーの子どもは、たいてい入浴が苦手。その理由は、お湯がしみたり、入浴後の乾燥が不快なためです。お子さんを入浴させるだけで一苦労というお母さんも多いことでしょう。そんなお子さんにとって、浴湯は肌への不快な刺激となっています。だから、肌に優しい入浴ができる環境を整えてあげれば、お子さんのお風呂嫌いも解消するのではないでしょうか。
浴湯を改善するだけで気持ちよく入浴でき、浴後の乾燥が楽になるケースが多くあります。これは肌に良いというだけではなく、お子さんの日々のストレスを大きく減らします。皮膚も含めて体は常に治ろうとしていますから、悪い刺激が減ることは「治るじゃまをしない」ことでもあり、一歩一歩改善するための確かな基盤となるものです。

間違った入浴は悪化要因になることも

アトピーを克服するために、日々の入浴はとても大切。入浴は、38度くらいの湯にゆっくりつかるのが基本です。「これでは体が冷える」と思う人もいるでしょう。しかし、人間の体温は36度くらいなので、慣れてくればこれくらいの温度で15分も入浴すると、額や肩から汗がポタポタ落ちるようになります。
38度は軽い発熱程度の温度なので、「皮膚にも負担が少なく、しかも体を効果的に温める(代謝機能を高める)ことができる温度」なのです。体に無理をかけることなく代謝機能をアップできる入浴は、ステロイドの離脱(特に乳幼児)をスムーズに行う重要なカギにもなります。アトピー克服の大きな手助けとなる入浴も、間違った方法で行えば逆効果となります。塩素や化学物質などが刺激となる水道水の浴湯に、不適切な温度で、不適切な時間入浴することで、かえって悪化する場合があります。特に温度に関しては、家族と一緒に高めの温度で入浴するケースが多いので気をつけましょう。
適切な入浴で、代謝機能が高まってきたお子さんは、入浴中に鼻の頭やおでこにポツポツと汗をかき始めます。そうなると回復が近い兆候です。アトピーのお子さんは汗をかきにくい傾向があるので、この瞬間は喜びの瞬間でもあります。ぜひ、みなさんも適切な入浴を実践してみてください。
注意:ステロイドの使用量が多く、長い乳幼児は違う経過をたどるケースがあります。
 

生れて間もない赤ちゃんの皮膚は薄く、とてもデリケートのため、生れた季節によって入浴温度も変えることが必要です。夏場は37度、真冬でも38度の温度がお勧めです。

肌トラブルのご相談では、高めの40度で入浴しているケースが多いようですが、新生児にとって体温よりも高い40度の温度は負荷が大きいと言えます。

額や鼻の頭などからポツポツとした汗をかくのは、生後6ヶ月過ぎころからになりますから、それまでは無理に長く入浴させないように注意しましょう。

また、ベビーバスでの入浴は、水道水のさら湯で行うと、塩素による皮膚たんぱくへの影響などがきになります。塩素対策は忘れずに行いましょう。

 
 

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