最新・保存版 アトピーの治し方マニュアル 5


主に住環境に注意、少しの工夫で大きく改善

住んでいる地域の自然環境も重要ですが、アトピー克服に向けては、主に「住環境の化学物質」に気をつけることが大切です。
人は何から最も化学物質を取り込んでいるかご存知ですか? それは呼吸からです。化学物質は、気密性の高い現在の住宅では特に深刻です。例えば、新しい家具は要注意です。合板が多く、面積も大きいので一番化学物質を発することがわかっています。また、壁紙やその接着剤、PC、TVなどの家電も大量の化学物質を出します。薬剤処理した布団や衣類なども、呼気による化学物質被害の対象となっています。また、トイレの芳香剤や部屋の消臭剤も、無香料であっても敏感に反応するので注意が必要です。
家の中に充満している化学物質から身を守るには、部屋の空気の入れ替えを頻繁に行うとか、化学物質の発生源を寝室から他の部屋に移すなど、簡単な工夫をするだけでも効果的です。
また、直接肌に影響を与える化学物質としては、残留洗剤や水道水の塩素などにも要注意です。具体的な改善方法については、日本オムバスへお問い合わせください。
また、化学物質を100%避けることはできませんので、化学物質をしっかり排せつできるように、子どもの代謝機能を高めてあげることも必要です。乳幼児のアトピーの場合は、「汗をかけるようになると急に回復し始める」ケースが実際に多く、逆にアトピーの乳幼児は汗をあまりかけません。汗がかけるようになる(代謝がよくなる)と急に回復するという事実は、アトピーへの化学物質の影響を示唆しています。なるべく化学物質の少ない住環境と、お子さんの代謝能力の改善を心がけてください。

消化器官が未熟な状態で離乳食を与えると食物アレルギーを起こしやすい

乳幼児の消化器官は、まだ未熟な状態にあります。そのため、生後数カ月は母乳やミルクから栄養を与えるわけです。その後、成長とともに消化器官が発達してくれば、その状況に合わせて離乳食、段階を踏んで固形物の摂取ができるように慣らしていきます。
消化器官の発達は、身長や体重の増加に個人差があるのと同様に、成長の度合いの差が大きいものです。ところが今の保健指導の多くは、月齢を目安に離乳食の開始時期や段階を決めることが多いのが現状です。そして、まだ消化器官が固形物を受けいれる準備ができていないのに離乳食を始めてしまうと、様々な問題を抱えることになります。
まだ消化器官が未発達な赤ちゃんに、離乳食などを与えたらどうなるでしょう? 食物は、十分に消化されずに小腸から吸収されていきます。このとき、タンパク質などアレルゲンと認識されやすい物質が、高分子の状態で体内に取り込まれてしまうのです。それがきっかけでアレルギーを引き起こしやすくなります。
消化能力が未熟なために起こる食物アレルギーは、体の成長とともに消化器官が発達することで解消されていきます。一旦アレルギー反応が出た食物でも、徐々に慣らしていけば食べられるようになるので、あまり心配はいりません。しかし、離乳食の開始時期が早いことが、新生児の食物アレルギーの原因の一つであることは、確かでしょう。実際、厚生労働省の研究班の報告では、食物アレルギーは3歳児をピークに、減少傾向が見られることがわかっています。

正常な腸内環境の発達を妨げない安全な食習慣が大切

人間の免疫活動の約70%は、腸内で行われています。だから腸という臓器は、人間の免疫機能の要。腸内環境を整えることがいかに重要かわかるでしょう。
だから、子どもが口にする食品はできるだけ天然由来の安全なものにしましょう。日常の食卓をすべてオーガニック食材でまかなうことは難しいですが、調味料を安全で良質なものに替えるだけでも体への負担は大きく減ります。
特に出来合いの調味料、精製塩や白砂糖などに気をつけ、添加物や色素などが多く含まれたお菓子や食品は避けましょう。そして飲料水選びも大切。乳幼児の体は80%近くが水分だと言われています。腸内環境が整うまで、当面の間の飲料水は、日本人に合ったミネラルウォーターや飲用可能な温泉水など、良質な水を摂取することをおすすめします。

 

乳幼児は、成長と共に身長や体重が増えてきますが、内分泌の機能や自律神経の機能も同時に成長途上にあり、それらに影響を受ける免疫機能も同様です。

また、乳幼児と成人では食事の量が異なるように、睡眠や運動の量、そしてストレスの解消の仕方も異なります。

大人と同じ「生活リズム」を乳幼児が送ることは、相応の負荷が自律神経や内分泌機能にかかっていることを忘れないようにしましょう。

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