最新・保存版 アトピーの治し方マニュアル 5


生まれて数週間から数カ月で、赤ちゃんの頬や腕、足、お腹や背中に赤い湿疹や炎症が…。不安になって病院へかけこみ、「アトピー」と診断されて落ち込んでしまった。そんな経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか?でも心配はいりません。乳幼児のアトピーは、正しい知識を持ち、治療法さえ間違えなければ必ず治っていく病気です。お母さんやお父さんは、ぜひ本特集で赤ちゃんのために学び、お肌ツルツルの元気なお子さんに育ててあげてください。

乳幼児のアトピーは成人型アトピーとは分けて考えよう

成人型のアトピーについて簡単に説明すれば、それまでの生活習慣の積み重ねが体の機能に悪影響を与え、その結果自律神経や内分泌が乱れることによって免疫機能の異常や皮膚の炎症を引き起こし、かゆみにつながっていると言えます。
しかし、乳幼児の場合は、生活習慣の積み重ねは関係ありません。ではなぜ、乳幼児のアトピー性皮膚炎が増えているのでしょうか?乳幼児のアトピーが増えている原因を大きく分けると、「発症の原因」と「悪化の原因」の二つが考えられます。アトピー克服に向けては、この二つの原因を正しく理解してとり組む必要があります。

もともと乳幼児はアレルギーが発症しやすい

「症状即療法」という言葉があります。体が起こす反応は全て治癒反応であるという意味の言葉です。アレルギーも実は生体防御機能の一つで、非常に重要な機能だということは先に説明しました(→【最新・保存版 アトピーの治し方マニュアル1】「アレルギーとは」)。赤ちゃんはよく眠りますね。これは大人と違い、常に自律神経の副交感神経(リラックスしているときに働く)が優位な状態であることを示しています。副交感神経が優位になると、正常な反応として白血球のなかのリンパ球の割合が多くなります。そしてリンパ球が増えた結果、アレルギーが出やすくなることがわかっています。
人間の基本的な体の働きは簡単に変わるものではありません。だから、昔はアトピー性皮膚炎がめずらしい病気であったことを考えると、アトピーが増えた原因は、人間の体自体の変化よりも、人間をとりまく環境の変化にあると考える方が妥当でしょう。したがって「発症の原因」は、「現代の乳幼児をとりまく環境」にあると言えます。
もう一つ考えなければならないのは「悪化の原因」。これは「発症後の治療・ケア方法の間違い」が大きく関与しています。

原因をつかんでケアすればアトピーは治る病気

アレルギーには体を守る警告信号の役割があります。この警告信号は、どんなときに発信されるのでしょう? アトピー発症の原因が「現代の乳幼児をとりまく環境」にあるのならば、赤ちゃんの体の力(心身機能の総合力)よりも、環境が与える負荷のほうが大きい場合に信号が出ると言えるでしょう。
そう考えれば、アトピー克服に向けて行うべきことが見えてきます。目指すは、赤ちゃんの体の力(心身機能の総合力)を環境の負荷より大きくすること。つまり、生活環境を、できるだけ自然で体に害のない状態に整えてあげて、赤ちゃんの「心身機能の総合力」を高める生活、ケアをしてあげることが重要です。そうすれば、アトピー性皮膚炎は自然に治っていく病気なのです。

 

アトピーは、最初から慢性的な皮膚炎として生じるよりも、最初の段階では急性的な皮膚炎の症状からはじまることが多いものです。

それを慢性化させていくのは、病気の原因を断つ治療ではなく、症状を抑える治療で病気の原因にアプローチができていないから、とも言えます。

乳幼児の場合、アトピーの「病気の原因」に関わる体の機能を、成長の中で「上手に高める」ことが治すための大きなカギといえます。

 

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