医療ナビ 花粉と食物アレルギーの不思議な関係(後編)


花粉とアレルギーの不思議な関係

口腔アレルギーに関する疑問

質問

豆乳を飲んだら喉が痒くなることがあります。アレルギー検査では豆乳アレルギーと診断されたのですが、現在問題なく食べることができている大豆食品も食べないほうがいいですか?

答

花粉症が原因の場合は、症状が出なければ食べても問題ない

豆乳で喉が痒くなるのであれば、摂りすぎには注意してください。しかし、アレルギーの原因が花粉症である場合は、豆乳を頻繁に飲み続けることで病気が進行してアレルギー体質が悪化していくということはないでしょう。悪化予防のためには、豆乳を避けるよりも、原因花粉を避けることの方が大切です。
他の大豆食品に関しても同様に考えて、症状が出なければ食べても問題ありません。

質問

リンゴを食べると喉が痒くなります。豆乳を飲んだことはないのですが、豆乳も避けたほうがいいですか?

答

リンゴで症状が出る場合は、豆乳にも注意が必要

相模原病院アレルギー科を受診したリンゴやモモなどのアレルギーの患者さん47名のうち、43パーセントが大豆のアレルギー症状を合併していました。
リンゴやモモでアレルギー症状が出る場合は、豆乳でも症状が出る確率はかなり高いといえます。初めて豆乳を飲む場合は、少量で試したほうがいいでしょう。豆乳を摂取してアレルギー症状が出た場合は、直ちに医療機関で受診してください。症状が重い場合は、もやし、枝豆、豆腐などの大豆食品にも注意してください。加工度が高い発酵大豆食品(味噌、醤油、納豆)で症状が出ることはほとんどありません。極めてまれなケースと考えていいでしょう。

バラ科果物アレルギーと大豆アレルギー

アレルギーの原因が花粉症である場合は、豆乳を避けるよりも原因花粉を避けることの方が大切です。豆乳も大豆食品も症状が出なければ問題ありません。

リンゴやモモのアレルギー患者さんに大豆アレルギー症状が合併していることがあるので、豆乳でも症状が出る場合があります。もやしや枝豆、豆腐にも気を付けましょう。みそやしょうゆ、納豆などではほとんど症状は出ません。

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