医療ナビ アトピーを改善する育菌のススメ


1. 体を温めよう

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菌は生存に適した温度の環境を求め、適温でない環境では、暑すぎても寒すぎても死んでしまいます。ですから、人間の体に住みついた常在菌は、人間の体温が適温である菌といえます。人の平均体温は36.5度程度、これよりやや高い分には問題ありませんが、35度以下になると元気をなくしてしまいます。低体温は体に様々な支障をきたしますが、常在菌にとってもマイナス要素。特に冷え性の人は、まず体を温めることが、「育菌」の第一歩です。

2.汗をかこう

皮膚常在菌たちは汗が大好きで、汗や皮脂を食べて排泄したウンチやオシッコが皮脂膜を作っています。だから「育菌」的には汗をかきやすい体質が理想です。そもそも肌は、汗をかかないと角質層の水分量が不足し、バリア機能も低下してカサカサ状態になってしまいます。
アトピー性皮膚炎の場合、汗をかきにくい人が多く、その原因は発汗をコントロールする自律神経の異常である可能性が高いといわれています。自律神経のバランスを整えて汗をかきやすい体にするためには、体を温めることによって血流を促し、適度な運動を心がけ、リラックスした気持ちを保てるように工夫した生活を送りましょう。

3.運動をして、筋肉を動かそう

顔の肌を美しくするためによい方法を教えましょう。それは、たくさん「笑うこと」です。なぜ、よく笑うと美肌になるかといえば、顔の筋肉がよく動き血流が促されるからです。よく笑う人は、表情も豊かですよね。いつも自然に顔の筋肉を動かしていれば、努力しなくても美肌になれるわけです。もちろん、顔をマッサージして筋肉を動かしても効果はあります。適度な運動は体温を上げて発汗を促すので、とてもよい「育菌」になります。

4. 肌も食が基本

食と肌の関係を「育菌」的に考える場合、まず腸内常在菌をしっかり育むことがポイントです。腸と皮膚はつながっています。例えば、腸内常在菌のビフィズス菌が合成するビタミンB6と葉酸は、腸管を通って皮膚内部に到達して細胞を活性化させます。腸内常在菌の「育菌」が、皮膚の状態に関係しているのです。
腸内常在菌の「育菌」ポイントは、善玉菌である乳酸菌の豊富な発酵食品(ヨーグルト、納豆、漬物など)をとること、また乳酸菌が好むにんじんやごぼうなどから繊維質をたくさんとることで、腸内環境はよくなります。そして腸を冷やさないこと。これは肌の「育菌」と同じで、菌は冷えを嫌うからです。

5.しっかり睡眠

睡眠不足は肌の大敵。その理由は大きく三つ考えられます。
肌の新陳代謝に必要な成長ホルモンは、午後10時~午前2時頃の間に活発に分泌されるので、この時間帯に深い睡眠をとっていないと肌荒れが起きやすい。
睡眠不足が続くと、体力温存のために皮膚への血流が後回しになり、栄養が行きわたらなくなる。
睡眠不足による緊張状態が続くと、それがストレスとなって男性ホルモンが増加し、さらに皮脂腺が刺激されて皮脂量過多となり、アクネ菌が増えてにきびの原因となる。
このような状態では、皮膚常在菌のバランスは崩れっぱなしとなります。夜10時に寝ることができれば理想的ですが、なかなかそうはいかないもの。ならば、できるだけ熟睡できる時間を増やしましょう。そのためにも、昼間しっかり運動して汗をかいておくことが大切です。

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「育菌」的ライフスタイル5カ条を守れば、その結果が「いいウンチ」として出てきます。腸や肌の常在菌がバランスよく育っているかは、ウンチを見ることでわかります。
「いいウンチ」の条件は、「ふんわりと水分の具合がちょうどよく練りハミガキくらいの固さ」「色は黄金から茶褐色」「150~200gとボリュームもたっぷり」「乳酸菌のおかげでニオイはくさいながらも爽やか」。よくマンガに出てくるようウンチです。「育菌」に励んで、あなたも理想の「いいウンチ」を目指してください!

「育菌」的には汗をかきやすい体質が理想。自律神経のバランスを整えて汗をかきやすい体にするためには、体を温めるて血流を促し、適度な運動を心がけ、リラックスした気持ちを保てるようにしましょう。

腸内常在菌の「育菌」ポイントは、善玉菌である乳酸菌の豊富な発酵食品をとること、また乳酸菌が好むにんじんやごぼうなどから繊維質をたくさんとることす。さらに腸を冷やさないようにしましょう。

皮膚常在菌のバランスを整えるには、睡眠も大事。昼間しっかり運動して汗をかいておくことが大切です。

「育菌」の結果は「いいウンチ」として出てきます。腸や肌の常在菌がバランスよく育っているかは、ウンチを見ることでわかります。

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