乳幼児アトピー対策食事メニュー


離乳食を進めるにあたって

離乳食って何だろう?

赤ちゃんが生まれたときから口にしている、母乳やミルクを吸う食事(液体栄養)から、食物を噛みつぶして飲み込む食事(固形栄養)へと変わっていくための練習期間に摂る、液状または半固形状の食事を離乳食といいます。この間に食品の量や種類が多くなり、献立や調理の方法が変化していきます。
食物は小腸内で吸収される際に、アミノ酸などの低分子の状態にまで分解されてから、吸収されます。そして食べ物が分解されるには、歯で小さくかみ砕き、唾液の酵素と混ぜ合わせ、胃液で消化し、そして、小腸内に群生する微生物群が分解するという作業が必要となります。

しかし、赤ちゃんはこれらの条件のうち、あらかじめ備えているのは、唾液と胃液ぐらいです。食べ物をかみ砕く歯もまだ生えていません。小腸内の微生物も群生が十分ではありません。そこで身体に負担のかからないように液状又は半固形状のものを与えるのです。ただし、生後まもない赤ちゃんは、この唾液や胃液も十分な働きをせず、これらの準備が整っていません。このような時期に離乳食を開始すると、充分に食べ物が分解されず、高分子の状態で吸収されやすいため、身体が異物と認識して、食物アレルギーの原因となることもあります。

離乳食開始時期はいつ頃?

お母さんがいちばん頭を悩ませるのが、離乳食の開始時期でしょう。育児書や育児雑誌などでは、5カ月目からとか、体重7kgになったらなどと書いてありますが、赤ちゃんは体質や成長の度合いも十人十色、個人差があります。あくまでも参考程度に考えて下さい。

体重を目安にして離乳食を始める人もいますが、出生時の体重が2500g以下の赤ちゃんもいれば4000g以上の赤ちゃんもいて個人差がかなりあります。いくら体重があっても2ヶ月や3ヶ月ではまだ早いといえます。グラム数よりも、生まれた時の体重の2〜3倍位になった時期もひとつの目安になります。

また、離乳食を開始する前に、まず赤ちゃんが食事に興味を持つような環境を作ってあげましょう。例えば、赤ちゃんのそばで、お母さんが話しかけながらおいしそうに食事をするのも良いでしょう。そうしていくうちに、赤ちゃんは、自分も食べたそうな仕草をしたり、よだれが多くなったりと、次第に離乳食を始める準備ができてきます。このような赤ちゃんの変化をお母さんがキャッチし、自然に離乳食を始められることが大切です。近所の子供と比較して、あせって強引に離乳食を開始したりしないように注意しましょう。これでは、食物アレルギーを起こしてしまうばかりでなく、食事に対して、恐怖心を植え付けてしまうことにもなります。

赤ちゃんの成長過程には個人差があります。育児書などに書いてあることにこだわりすぎると、肝心な赤ちゃんの成長のスピードとずれてしまうこともあります。

離乳食の開始時期は、生まれた時の体重をもとに、そこから2~3倍になった頃を一つの目安すると良いようです。

 

離乳食の進め方

無事に離乳食を始められても、油断は禁物。赤ちゃんの成長にあわせた食材や調理方法が必要です。それは、赤ちゃんの歯を目安にして考えると分かりやすいでしょう。

赤ちゃんはどこの歯から生えてくるか知っていますか?そう、前歯です。次に臼歯、最後に犬歯ですよね。歯の形状から考えてみると、前歯は野菜や果物を噛むための歯、臼歯は穀類や芋類をすりつぶすための歯、そして犬歯は肉や魚を噛み切るための歯です。

こうして考えると、植物性食品の野菜・果物から始めて、徐々に植物性食品の穀類・芋類をまぜていき、動物性食品の肉・魚はしばらくしてからでも良いでしょう。もちろんこれらの食品は調理して、液状または半固形状にして与えて下さい。

食材は旬のものを使って料理しましょう。加工食品を買ってくるのではなく、家庭で手作りしましょう。

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乳幼児アトピー対策食事メニュー」への1件のフィードバック

  1. ちゅんこ

    離乳食のタイミング、迷っていました。歯の生え方を考えるというのは、目からウロコ!とても理にかなっていますね!

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