乳幼児とアトピー

監修:千葉友幸 先生

アトピーベビーお世話の HOW TO

親は心配しないで子どもを見守って

多くの子どもは成長とともに症状が治まり、状態がよくなるものです。親があれこれと口うるさく言ったり、心配のあまり手をかけ過ぎると、子どもの自然治癒力をじゃますることになりかねません。生活環境を整えたり食事に気を配るなど、できることをしたら、そっと子どもを見守りましょう。

また信頼できる医師を見つけることも、アトピー克服には大切です。子どもの症状をちゃんと観察して親の話に耳を傾けてくれる医師を探し、信頼関係を築きましょう。

家の中はこまめに掃除を 刺激の少ない衣類で快適に

ダニやハウスダスト、カビなどを寄せつけないために、こまめに掃除を。エアコンのフィルターの掃除も忘れずに行ない、できれば床はダニがつきやすいカーペットやタタミよりもフローリングにするといいでしょう。

衣類が肌を刺激してかゆくなることもあるので、肌着は通気性がよく、吸湿性があって汗を吸いやすい木綿素材を。袖口や衿のフリル、ゴムで絞った服などは肌へ刺激を与えることもあるので、なるべく避けましょう。洗剤も安心な成分でできた刺激の少ないものにし、すすぎはしっかりと。肌を刺激する漂白剤や柔軟剤は使わない方が無難です。

わが子がかゆがる姿を見ると、本当にやるせない思いをするのが母性かもしれません。だからと言って冷静さを失わず、親として、してあげられることを吟味し、環境面と情緒面を意識して接してあげられるとよいですね。
あくまでも立ち直る必要があるのは、子供さん自身です。

 

ぬるめのお湯にゆっくりと、やさしく洗って、よく流す

体の汚れを落として清潔に保つためにも、入浴は大切。特に子どもは汗をかきやすいので、汗を洗い流すためにもできるだけ毎日入浴させましょう。

体が温まるとかゆみが増すので、お湯の温度はぬるめに。そのほうがゆったりとつかることができます。また塩素対策も忘れずに。

体を洗うときは、ナイロンのタオルやスポンジでゴシゴシこするのは厳禁!

刺激の少ないせっけんを手のひらでよく泡立てて、そっと体を洗いましょう。その後、せっけんが肌に残らないように、よく洗い流します。

いつも清潔を心がけてかゆみ予防にも保湿ケアを

肌はいつも清潔に保つことが大切です。外遊びから帰ったら、汚れた手や体を洗って、汗をかいていたら汗を拭き取って着替えさせましょう。肌が乾燥しているとかゆみを感じやすいので、ローションやクリーム、オイルを塗って保湿を。

入浴後は、肌から水分が蒸発して乾燥しやすくなるので、できるだけ早く保水と保湿をしましょう。

塗り薬が処方されている場合は、医師の指示に従って、肌を清潔にしてから塗ります。そのとき塗るほうの親の手も、洗って清潔にするのを忘れずに。

爪は短く切り、長い髪は束ねてあげることも大切です。

疲れてぐっすり眠れるように思い切り外遊びをさせましょう

特に具合が悪くなければ、できるだけ運動をさせましょう。日差しが強い時間を避けて、外で思い切り遊ばせるのが理想です。日差しが強い時には帽子をかぶせます。汗をかいた時のためにタオルと予備の着替えも用意しましょう。

まだ小さい赤ちゃんなら、親が手足を動かすなど、楽しいスキンシップを。
また、体の抵抗力をつけ皮膚を鍛えるためにも、なるべく薄着を心がけましょう。
思い切り遊ぶと、疲れのために夜はぐっすりと眠れます。かゆみのことを気にしなくていいので子どももラクなはずです。

寝具は羽毛、羊毛などは好ましくありません。
両親がアトピーの場合、子どももその体質を受け継ぐのでは…と不安になるものです。
今回はアトピーのママが妊娠中や授乳中に気をつけること、母乳や離乳食などの赤ちゃんの食について紹介します。

アトピーっ子の特徴を知って、できる範囲で気をつけるだけでも、ずいぶんと回復する力を持っているのが子供です。入浴や肌のケア、生活環境面において、アトピー改善のためにできることが沢山あります。

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乳幼児とアトピー」への1件のフィードバック

  1. choco

    私自身がアトピーです。今のところ子どもに症状は出ていませんが、いつも心のどこかで心配していました。でも、あんまりビクビクしていると、かえってよくないのかも? ビクビクが子どもにうつっちゃう?! …でも、とりあえず羊毛のお布団は、買いかえます(^_^;)

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